アメリカでも若い世代の認知障害が急増している模様

今日、In Deep に、子どもの記憶障害と認知障害の劇的な増加についての記事を書いたのですが、その後、「アメリカでも若い世代の認知症が増えている」ことを知りました。以下は、最近の論文にあるグラフです。

2013年〜2023年までの米国の成人の認知障害者の推移

neurology.org

2013年〜2023年までの米国の認知障害者の年代別推移

neurology.org

どちらも「起点は 2015年」となっているように見えます。特に 18歳から39歳の若い世代の増加が顕著です。70歳以上の高齢者は、むしろ減っているというのも興味深いところです。

この研究では、 18歳以下の子どもの認知障害についてはふれられていません。原因はともかく若年層で増えているようです。