AIセラピーが、相談者に妄想や自殺念慮を増長するとについては、以下の記事にあります。
・「AIセラピーチャットボットは相談者の妄想、自殺、偏見を助長する」という研究
In Deep 2025年6月30日
イリノイ州はAIセラピストを禁止する最初の州となった
Mad in America 2025/08/08
Illinois is the First State to Ban AI Therapists
Engadget 誌より:「イリノイ州知事 JB・プリツカー氏は、州内での AI セラピーを禁止する法案に署名した。これにより、イリノイ州はメンタルヘルスサービスにおける AI の利用を規制する初の州となる。この法律は、州内でカウンセリングサービスを提供できるのは資格を有する専門家のみであることを明確にし、AI チャットボットやツールが単独のセラピストとして機能することを禁じててる」
法令 HB1806(心理的資源の健康と監視に関する法律)は、資格を有するセラピストが AI を用いて「治療上の判断」を行ったり、「治療上のコミュニケーション」を行ったりすることを禁じている。
また、精神保健専門家が業務において AI どのように活用できるかについても制約を設けており、例えば予約管理、請求処理、その他の事務作業といった「補助的な支援」への AI の使用は許可されている。
イリノイ州下院議員ボブ・モーガン氏は Mashable 誌への声明で、「人工知能が資格を持つセラピストを装うという恐ろしい話はすでに耳にしています。危機に瀕した人々が知らず知らずのうちに AI に助けを求め、危険な、時には命に関わる行動に追い込まれてしまあことがあるのです」と述べた。
こうした事態を抑制するため、この法律では厳しい罰則が定められており、企業や個人は違反 1件につき 1万ドル(約 150万円)の罰金を科せられる。