スウェーデンの首相が「政府運営にAIチャットボットを利用している」ことを認め、非難を浴びる





スウェーデン首相、政府運営にChatGPTを利用していることを認めて批判を浴びる

zerohedge.com 2025/08/08

Swedish PM Slammed After Admitting He Uses ChatGPT To Help Run Government

スウェーデンのウルフ・クリステション首相は、 ChatGPT を政府の運営に利用していることを認め、激しい非難を浴びている。

北欧のニュースサイトとのインタビューで、クリステション氏はガバナンス戦略に関しては ChatGPT に「セカンドオピニオン」を求めることがあると語った。

「私自身も、セカンドオピニオンを得るためだけに、かなり頻繁に(ChatGPTを)利用しています」と彼は言った。

クリステション首相のこのコメントは予想通り非難を浴びた。

ウメオ大学の人工知能教授、バージニア・ディグナム氏は DiGITAL 誌に以下のように語った。

「これは単純なことで、AI に頼れば頼るほど、システムへの過信のリスクは高まります。それは危険な道です。信頼性が保証されることを要求しなければなりません。私たちは (首相に投票したのであり) ChatGPT に投票したのではありません 」

「スウェーデンにとって残念なことに、AI はほとんど推測でしか対応しない」とアフトンブラーデット紙のシグネ・クランツ氏は書いている。「チャットボットは、ユーザーが聞きたいことよりも、ユーザーが望んでいると思うことを書きたがる」

「非常に注意する必要がある」とカールスタード大学のコンピューターサイエンス研究者シモーネ・フィッシャー・ヒューブナー氏はアフトンブラーデット紙に語り、 GPT に機密情報を提出すべきではないと指摘した。

Gizmodo は、「クランツ氏は、チャットボットが極めて媚びへつらったり妄想に陥ったりする可能性があるという的確な指摘をしている」と書いた。

クリステション首相の広報担当トム・サミュエルソン氏は、首相は AI の使用においてリスクを負っていないと「明言」した。

「当然ながら、そこに保存されるのは機密性の高い情報ではありません。あくまでも目安として利用されているのです」と広報担当は述べた。