イスラエルのガザ攻撃再開で子ども約600人が死亡、1600人が負傷:国連機関
MEM 2025/04/21
Nearly 600 children killed, 1,600 injured in renewed Israeli assault on Gaza: UN agency
2025年4月19日、ガザ南部のハン・ユニス難民キャンプの住宅がイスラエルの空爆で攻撃され、負傷したパレスチナの子供たちがナセル医療施設で医療処置を受けている。
アナドル通信が報じたところによると、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は月曜日 (4月21日)、先月以来のイスラエルによるガザ地区への攻撃で 600人近くの子どもが死亡したと発表した 。
UNRWAは、国連児童基金(ユニセフ)が発表した数字を引用し、イスラエルが 3月18日に攻撃を再開して以来、 1,600人以上の子どもも負傷したと述べ、「ガザ地区の人道危機は現在、2023年10月以来最悪の状況にある可能性が高い」と付け加えた。
イスラエル軍は 3月18日にガザ地区への壊滅的な攻撃を再開し、1月に発効した停戦と捕虜交換の合意にもかかわらず、これまでに 1,864人が死亡、約 4,900人が負傷した。
2023年10月以来、イスラエルの攻撃によりガザでは 51,200人以上のパレスチナ人が殺害されており、そのほとんどは女性と子どもだ。
昨年11月、国際刑事裁判所はイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とヨアブ・ガラント元国防相に対し、ガザでの戦争犯罪と人道に対する罪の容疑で逮捕状を発行した。
イスラエルはまた、ガザ地区に対する戦争により、国際司法裁判所で大量虐殺訴訟に直面している。