2026年4月13日時点で、住宅建築用資材のうち受注停止(一時停止・数量制限含む)または製造中止(生産停止・販売終了)となっているものを、最新のメーカー発表・業界情報に基づいてすべてピックアップしました。
主な原因はイラン情勢悪化(ホルムズ海峡関連の物流・原料逼迫)による石油化学系資材(ナフサ由来)の供給危機です。多くのものが一時的な受注停止で、再開は「供給体制が整い次第」とされていますが、現場ではすでに影響が出始めています。
状況は日々変化する可能性が高いため、最新情報は各メーカーHPで確認してください。
1. 屋根・防水関連資材(最も影響大)
・アスファルトルーフィング類(屋根下葺材他)田島ルーフィング:2026年4月9日(木)15:00以降、新規受注停止。
・日新工業:2026年4月10日から出荷停止。
・ウレタン防水材「オルタック」シリーズ全般(関連副資材含む)田島ルーフィング:2026年4月6日(月)13:00以降、新規受注停止。
・防水部材「ウェザータイト」・防水テープフクビ化学工業:受注停止(広範製品に含む)。
2. 断熱材
・ポリスチレンフォーム断熱材「スタイロフォームRB-GKⅡ」「RBボード」田島ルーフィング:2026年4月6日13:00以降、新規受注停止。
・カネライトフォーム全製品カネカ:2026年4月6日より受注停止(駆け込み需要で既存注文キャンセル事例も)。
・ネオマフォーム™・ネオマゼウス™の一部品種(例:特定サイズの25-R6、45Z-G6など)旭化成建材:生産停止・一部品種販売終了(2026年4月1日受注分より)。高断熱需要増による効率化措置。
・アキレスボード等・その他断熱材アキレス:2026年5月より40%値上げ(供給制限の可能性)。
・フクビ化学工業:断熱材全般が受注停止対象。
3. 接着剤・シーリング材・塗料関連
・ボンド(接着剤)・シーリング材コニシ:数量制限+出荷1週間以上遅延。
・JB-63N(ビニル床用接着剤)アイカ工業:2026年4月6日より新規注文一時停止。
・シンナー各種アイカ工業:2026年3月25日より新規注文一時停止(化成品・溶剤系塗料全体で新規受注停止・数量制限の動き)。
4. 住宅設備・その他
・給湯器の特注色・塩害塗装仕様リンナイ・パロマ・ノーリツ:新規受注停止(ノーリツは既存納期も未定の可能性)。
・バスパネル・広範製品フクビ化学工業:受注停止(断熱材以外も対象)。
5. 製造中止・販売終了(恒久的なもの)
・ネオマフォーム™・ネオマゼウス™特定品種(上記断熱材参照):旭化成建材が2026年4月1日受注分より販売終了。
・低断熱性能アルミ窓(新築向け):YKK AP・三協アルミ・LIXILが順次生産終了(省エネ基準適合義務化対応、2027年頃完了予定)。
・内装建材の一部(ウッドワンなど):2025年度カタログで生産終了・仕様変更品多数(フローリング・天井材など)。詳細は各社カタログ参照。
補足・注意点
LIXIL・タカラスタンダード:一部製品で受注停止の情報がSNSなどで出ていますが、公式詳細は未確認(設備・サッシ関連とみられます)。
合板・木材系:現在の供給不安は石油化学系が中心ですが、合板入荷遅延の声あり。プレカット自体は受注停止なし(価格高止まり)。
石膏ボード・グラスウール等:現時点で大規模受注停止の発表なし(過去の旧情報のみ)。
全体として石油化学由来資材(断熱・防水・接着・塗料)がほぼ網羅的に影響を受けています。工務店現場では屋根工事・断熱工事・内装が特にストップリスク大です。
このリストは4月13日朝時点の公開情報に基づきます。毎日確認を推奨(特に田島ルーフィング・フクビ・旭化成のHP)。