(コメント)最近、昔の知り合いなどと会うと、「初めて会ってから40年 (@_@)」ということに気づくこともありまして、自分も長いことないなあ、とか思う部分もあり、寝る前に思い出投稿をしようと思います。
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JAPAN / The Unconventional (1978)
中学 3年くらいの時だったと思いますが、ラジオをかけていて、そこでふいにかかったのが、JAPAN の邦題「怪しい絆」という曲でした。
「これは、かっこいいべさ」(北海道弁)
と思いながらも、そのときは録音をしていなかったので、誰の何という曲かわからないままでした。
以下の曲です。日本のライブ映像のようですが、音は全部口パクですので、レコード盤そのものの音です。
その後、高校生になってから、1980年くらいですかね、やはりラジオで JAPAN が流れたのです。確か、来日に際しての特集みたいなものだったと記憶しています。
それはもう、中学生の時に聴いていた上の曲調とはまったく別物で、しかし、それはそれで、
「これは、いい感じだべや」(北海道弁)
と思った次第で、その時にかかった曲は、「ジェントルメン・テイク・ポラロイズ」(邦題:孤独の影)という曲(YouTube)でした。
それで、翌年かその翌年か、十代の終わりだった私がレコード屋に行ったとき、「美青年の白人青年が毛沢東の肖像がかかっている部屋でコメを食べている」というレコードのジャケットを見つけたのでした。
JAPANの TIn Drum (ブリキの太鼓)のジャケット
Amazon
「へえ、これいいな」(もう北海道弁は抜けています)
と思ったのですが、よく見ると「 JAPAN 」と書いてある。
「おお、これはあのジャパンだべ」 (なぜか、北海道弁が復活)
と嬉しく感じ、買ったのですが、このアルバムがすごかった。
YouTube のこちらに全曲があると思いますが、音が左右や上下に縦横無尽に飛び交う曲がたくさん入っていて、まったく素晴らしいものでした。
そして、この頃にいたって、ようやく中学生の時に聴いた JAPAN の「かっこいいべさ」と思った曲が、The Unconventional というタイトルの曲だと知りました。
邦題はなぜか「怪しい絆」となっていましたが、しかしまあ、Unconventional (型にはまらない、というような意味らしい)なんていう、今でも意味がよくわからない単語をそのままカタカナの日本語にするよりは、ずっと良かったと思います。
結局、JAPAN は、中学生の時から二十代を駆け抜けて聴いていましたが、年をとると共に、「中学生のときに聴いた JAPAN が一番良かったのかなあ」と思うこともあります。