ドナルド・トランプ氏の邸宅上空で飛行機が迎撃される
magyarnemzet.hu 2025/03/10
Donald Trump birtoka felett fogtak el egy repülőt
F-16戦闘機
北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は、米空軍の戦闘機が、ドナルド・トランプ大統領のフロリダ州邸宅マール・ア・ラゴ上空の制限空域を侵犯した民間航空機を迎撃したと発表した。
この事件は 3月9日、ドナルド・トランプ氏がウェストパームビーチのゴルフコースでゴルフのラウンドを終えていたときに起きた。
空軍の戦闘機が 9日、ドナルド・トランプ大統領のフロリダ州の自宅付近の一時制限空域を飛行していた民間航空機を迎撃した。これにより、大統領が 1月20日に就任して以来、制限空域を侵犯した違反の件数は 20件を超えた。
北米航空宇宙防衛司令部は声明で、トランプ大統領がウェストパームビーチのゴルフコースでラウンドを終えた際に起きた 9日の事件では、民間パイロットの注意を引くために F-16戦闘機が照明弾を発射したと述べた。
また、3月8日の朝、トランプ大統領が私有のクラブ兼邸宅であるマール・ア・ラゴからゴルフコースに到着した直後にも、ジェット機が迎撃を行った。
当局者らによると、混雑が激しい南フロリダの空域への侵入により戦闘機による迎撃が行われたが、トランプ大統領のスケジュールに変更はなく、また同氏の安全も損なわれなかったという。NORAD は、照明弾は地上から見えたかもしれないが、すぐに消えて危険はないと述べた。
連邦政府当局はトランプ大統領のクラブ上空の飛行を恒久的に制限しており、大統領が滞在中は制限範囲が半径 30海里にまで拡大される。
違反や迎撃は比較的日常的なものだが、しかし NORADは トランプ大統領の就任以来、侵入違反の頻度に警鐘を鳴らしており、20件以上の事件に対応してきたと述べ、離陸前に空域制限を確認するよう求める規則に民間パイロットが従わなかったことを非難している。