内戦:シリア治安部隊がアサド支持派と戦闘、民間人を含む数百人が死亡





シリア治安部隊がアサド支持派と戦闘、数百人が死亡

aljazeera.com 2025/03/08

Hundreds killed as Syria security forces battle al-Assad loyalists

一連の暴力行為で多くの民間人が殺害されたと報じられている

シリア暫定政府は、治安部隊がバッシャール・アル・アサド前大統領に忠誠を誓う戦闘員と激しい戦闘を繰り広げている同国北西部の沿岸都市に増援部隊を派遣した。

この暴力行為により、多数の民間人を含む数百人が死亡したと報じられており、2024年12月にアサド大統領が追放されて政権を握って以来、新政権の権威に対する最も深刻な衝突となっている。

ラタキアやその他沿岸地域では夜間外出禁止令が引き続き発令されている。この地域はアサド大統領の長年の支持基盤であり、アサド大統領の少数派であるアラウィ派が主に居住している。

戦闘が続く中、数十人の民間人と旧政権のメンバーおよびその家族がラタキア郊外のロシアのフメイミム基地に避難している。

暫定大統領のアハメド・アル・シャラー氏は 3月7日、暴力行為の激化以降初の公のコメントで、戦闘員らに対し「手遅れになる前に」武器を捨てて降伏するよう求めた。

首都ダマスカスから報道するアルジャジーラ紙のレスル・セルダル氏は、衝突の激しさは 8日の午後までに大幅に弱まったと述べたが、町の郊外ではまだ小競り合いが続いていると付け加えた。

同氏は、死者数の増加により「悲劇」が拡大していると付け加えた。

「数百人が殺害され、その大部分は民間人だ」とセルダール氏は付け加えた。