熱波、山火事、そして今度は…雪? カリフォルニアは極寒の夏を耐え抜く
AP 2024/08/25
Heat waves, wildfires and now … snow? California endures a summer of extremes
8月24日、カリフォルニア州ドナーサミットのスキーリゾートに積もった雪。
アラスカ湾からの異常な寒波が 8月24日、アメリカ西海岸沿いの夏を中断させ、カリフォルニア州と太平洋岸北西部の山々に雪をもたらし、国立公園を通る高速道路の一部が閉鎖された。
アメリカ国立気象局によると、カリフォルニア州ラッセン火山国立公園を通るハイウェイ 89号線の一部は、一晩で推定 7.6センチメートルの降雪があったため通行止めとなった。
同局と地元当局が投稿した写真には、ワシントン州レーニア山の高所が真っ白に覆われ、カリフォルニア州シエラネバダ山脈のヨセミテ国立公園南東の展望台ミナレット・ビスタには雪が降り積もっている様子が写っている。
マデラ郡副保安官ラリー・リッチ氏は、8月にミナレット・ビスタに雪が降るのは「まったく予想外」だったと語った。
カリフォルニア州のスキー場、マンモス・マウンテンでも一晩中雪が降り、国立気象局はハイカーやキャンプ客に滑りやすい路面への備えをするよう警告した。
気象局によると、シエラネバダ山脈の頂上、タイオガ峠付近で一夜にして雪が降った。予報官によると、8月に雪が降ったのは 2003年以来だそうだ。