これで株式市場が崩壊したら……。
米国の株式保有率が過去最高に回復
zerohedge.com 2024/08/13
American Stock Ownership Back At All-Time Highs
現在、米国人の金融資産のうち公開株式に投資されている割合は、2021年に記録したピークをわずかに下回る過去最高に近づいている。
投資家の信頼、堅調な米国経済、過去数十年間の優れた実績が株式への配分を促進している。2024年には、 米国の世帯の金融資産の 41.6% が株式市場に結びついている。
Visual Capitalist のドロシー・ニューフェルド氏によるこのグラフは、連邦準備制度のデータに基づいて、時間の経過とともに公開株式に投資された米国の世帯の資金の割合を示している。
世帯の金融資産のうちの株式が占める割合の推移(各年1月1日時点)
2024年 41.6%
2020年 30.5%
2010年 26.3%
2000年 38.4%
1990年 14.5%
1980年 10.9%
1970年 23.8%
1960年 23.9%
現在、米国人の 62%が株式を保有しており、これは 20年ぶりの高水準だ。さらに細かく見ると、高所得層の 87%が株式を保有しており、次いで中所得層の 65%、低所得層の 25%となっている。
2024年の第1四半期だけでも、株式市場で保有されている資産価値は、前四半期に比べて 3.8兆ドル(約 560兆円)も増加した。
同様に、インターネットバブルの時代には、かなりの割合のアメリカ人が株式に投資していた。しかし、バブル崩壊後、急落した。急成長中のハイテク企業にリスクの高い投資をした投資家が損害を被ったためだった。