コロナ後遺症は、高齢者で認知機能の問題、若年層で「うつ病」が多い

 

(※) 参考記事 「うつ病……帯状疱疹……


新型コロナ回復者の37%に少なくとも1つの長期的症状=英調査

ロイター 2021/09/30

29日に公表された英オックスフォード大学と英国立健康研究所(NIHR)による大規模調査で、新型コロナウイルスに感染してから3─6カ月が経過した人の37%にコロナ感染症に伴う長期的な症状の少なくとも1つが見られたことが分かった。

コロナ感染症から回復した27万人以上を対象に調査した結果、呼吸障害、疲労、痛みなどの症状が最も多く、コロナ感染症で入院した経験のある人に多く見られたほか、女性がやや多かったという。

また、高齢者や男性で呼吸困難や認知機能の問題が、若年層や女性で頭痛や腹部症状、うつ病が多く見られたとした。