台湾で、医療従事者が麻疹に感染。濃厚接触者337人が2週間の監視下に置かれる

 


新北市の新たに接触者1名が麻疹と診断された。関連する場所を訪れた後に症状が出た場合は、すぐに医師の診察を受けてほしい

自由健康網 2024/02/28

新北新增1例接觸者確診本土麻疹 出入相關場所有症狀速就醫

新北市で新たに麻疹の感染者が 1名確認された。

確認された中和区の 34歳の男性は、以前確認された地元感染者の医療接触者であり、接触者として記載されていた。

その後、男性は 24日にめまいを感じ始め、26日には咳や発疹が出たが発熱はなかった。病院は 27日に診断を報告し、現在は自宅療養している。

同居していない親族や友人 7人を含む計 341人の接触者がリストアップされており、病院やイベント会場などでの接触者は 337人で、3月15日まで監視が続く。

新北市衛生局は、麻疹は感染力が非常に強い病気で、発疹が出る前後 4日間は感染力が強いと発表し、2月22日に桃園空港第2ターミナルを訪れた人や中和区のイベントに参加した人に、注意するよう呼び掛けた。

2月25日に中和区で行われたビーフンイベントに参加した人たちは、18日間は自己管理をし、発熱、鼻炎、結膜炎、咳、発疹などの症状が疑われる場合は、医療機関の受診をおしてほしい。で

きるだけ早く、接触歴を知らせるとともに、自粛期間中は公共の場所への外出を避け、ウイルス感染のリスクを減らすためにマスクの着用に努めてほしい。

さらに、患者の治療にあたる医療従事者の感染を防ぐため、麻疹抗体を持たない医療従事者も自らの健康を守るために MMR ワクチンの接種を強く呼びかけている。

新北市で麻疹の集団が発生しているため、衛生局は医師たちに一層の警戒を呼びかけ、患者が受診する際には渡航歴や接触歴などの関連情報を詳しく聞くよう呼び掛けている。