アメリカの巨大医療保険企業に対するサイバー攻撃から1週間経っても、まだ全米の薬局は停止したまま

 

以下の記事に書いたものです。

(記事)アメリカ全土の処方箋を取り仕切る企業のシステムがサイバー攻撃を受け、「全米の薬局が営業停止状態」に
地球の記録 2024年2月26日


アメリカ最大の医療保険会社に対する「外国」によるサイバー攻撃から1週間経っても、全米の患者は未だに救命薬を入手できないと語る

dailymail.co.uk 2024/02/28

Patients across the country say they STILL can’t get life saving drugs a week after cyberattack by ‘foreign nation’ on America’s biggest health insurer

アメリカ最大の医療保険会社に対するサイバー攻撃から 1週間が経過しても、全米の患者たちは未だに命を救う可能性のある薬にアクセスできていない。

ユナイテッドヘルス社は、数万の薬局への処方箋を処理する同社のチェンジ・ヘルスケア部門が先週、国家支援の疑いのあるハッキングにより侵害されたことを明らかにした。

このハッキングにより、同社の Optum ソフトウェアはダウンし、CVS やウォルグリーンなどの薬局は保険を使って処方箋を処理できなくなった。

本日、現在も一部のサービスが停止している。患者らはデイリーメールに対し、血栓、依存症、ガンの治療薬を拒否されたり、保険適用後に通常の 7倍もの費用を支払わされたりしたと語った。

正確に何人の患者が影響を受けているのかはまだ不明だが、ユナイテッドヘルス社は全国で約 770万人の顧客にサービスを提供している。

ニューヨークタイムズによると、チェンジ・ヘルスケア社は年間約 150億件の取引を処理しており、これは米国の患者記録の 3 に 1件に相当する可能性がある。