中国株式市場が底なしの様相に。その背景にあるのは…

 

(参考記事)中国株がパンデミック初年の2020年6月以来の安値を更新。17日には5000株以上の銘柄が下落した模様
BDW 2024年1月18日

今日(1月23日)は、反発したようですが。以下は、22日の報道です。


中国本土株は再び2800ポイントを下回り、5253銘柄が下落、全セクターが全滅した

ntdtv.com 2024/01/22

陆股再度失守2800点 5253个股下跌 各板块全军覆没

中国株式市場は今日「ブラックマンデー」に遭遇した。A株市場全体では、あらゆる業種・セクターが軒並み下落し、まさに全滅と言える状況となった。

上海総合指数は再び 2,800ポイントを下回った。香港株式市場も下落が続き、ハンセン指数は再び 1万5000ポイントを割り込んだ。

市場からの報告によると、月曜日(1月22日)、上海と深センの A株市場はともに下落した。A株は合計 5,253株が下落し、上昇したのは 153株のみだった。

上海総合指数は再び整数の 2,800ポイントを下回り、過去 4年間の最低値を更新し続け、1日としては 2022年4月25日以来最大の下落幅を記録した。

香港のハンセン指数ですら 2.3%下落し、再び 1万5000ポイントを下回り、2009年以来の安値終値付近で底を打った。

ソーシャルメディアのインフルエンサーである Caojitw 氏は、自身のアカウントに、22日の中国と香港の株式市場の急落は次のような出来事が起きようとしていることを示していると投稿した。

1) 中国経済は崩壊しており、将来の経済衰退は底なしとなるだろう。

2) 中国が将来、北朝鮮になる可能性はますます高くなっており、資本主義と市場経済の産物である株式市場はもはや必要なくなる。

3) 中国の金融危機は間もなく勃発する。

4 ) 中国共産党の指導者間の内紛が激化し、予期せぬ大きな事態が起こる可能性があり、動乱の危機が迫っている。全国的に戒厳令が発令された場合、すべての取引が停止される。


 

この 2) と 4 ) については、以下の記事などをご参照いただければ幸いです。中国発の激震は近いように見えます。

[記事]「霊的洗礼」の中で中国の文化大革命は続く:ディストピアの末にたどりついた「世界一幸福な国」で進む毛沢東時代への回帰
In Deep 2023年5月23日