ビットコイン短期保有者の約90%が含み損 – 上値の重い展開に
coindeskjapan.com 2023/08/23
オンチェーンのデータによると、ビットコインの短期保有者は、短期的な価格変動に敏感な傾向があり、最近の価格下落の後、コインの保有量が減少している。
この時価総額でトップの暗号資産(仮想通貨)は先週、10%以上下落して2万6200ドルとなり、11月以来最悪のパフォーマンスを記録した。
グラスノードが追跡したデータによると今回の下落で、短期保有者、つまり155日以上コインを保有しないウォレットが管理する供給量の88.3%が含み損に陥った。
「損失を抱えたSTH供給の急激な上昇は、2021年5月、2021年12月、そして今週のような 『上値の重い市場』になる傾向がある。短期保有者が保有する256万BTCのうち、30万BTC(11.7%)だけがまだ利益を確保している」と8月21日に発行されたグラスノードの週刊ニュースレターは述べている。
Marex Solutionsのデジタル資産共同責任者のイーラン・ソロット氏は、短期保有者の含み損は現在の市場にとって重大な問題の一つであると述べた。
「本当の問題は、ビットコインの現在の脆弱な市場環境だ。なぜなら、短期保有者は価格もストーリーも水面下にあるからだ」とソロット氏は電子メールで述べた。
「短期保有者のほぼ90%が含み損を抱えており、これはしばしば売り圧力と相関している」とソロット氏は付け加え、債券利回りの上昇と流動性の逼迫の中で、スポットETFのシナリオは「承認される可能性はあるが、遅い」へとシフトしていると説明した。