中国で大規模な「金鉱脈」が発見される

 


中国、大規模な金発見を発表

RT 2023/05/20

China announces major gold discovery

中国の国営金生産会社山東金鉱は金曜日、支配株主が中国東部の山東省莱州市の西陵金鉱山でさらに 200トンの金資源を発見したと発表した。

この発見により、この鉱山の累積金埋蔵量は 580トンとなり、経済価値は 2000億元(約 4兆円)と推定される国内最大の貴金属鉱床となった。

西陵金鉱山は長さが約 2,000メートル、幅が 2,000メートル強、最大の厚さは 62.35 メートルだ。金鉱石の密度は、1トンあたり平均 4.26 グラムだという。この鉱床では今後 30年間、1日あたり 10,000トンの金鉱石を生産できると推定されている。

3月、中国は埋蔵量約 50トンの巨大な金鉱床の発見を報告し、その価値は約 30億ドルと推定されている。この発見は、同じく山東省にある農村都市、乳山で行われた。

中国金協会によると、山東省北東部には中国最大の金鉱山埋蔵量があり、金の生産量と埋蔵量は全国で最も多い。

今年第 1四半期、中国は 84.97トンの金原石を生産し、前年比 1.88%増加したと伝えられている。一方、同国の金消費量は 291トン強に達し、前年比 12%増加した。