[日本版CDC法、衆院通過 司令塔新設案、参院審議へ]という報道

 


日本版CDC法、衆院通過 司令塔新設案、参院審議へ

共同通信 2023/05/18

次の感染症危機に備えるため、国立感染症研究所と国立国際医療研究センターを統合し、新たな専門家組織として「国立健康危機管理研究機構」を設立する法案が18日、衆院本会議で、自民、公明、日本維新の会、国民民主各党などの賛成多数により可決された。参院に送付される。

新機構は米国で感染症対策を中心的に担う疾病対策センター(CDC)をモデルとし、2025年以降に設置。感染症の科学的知見の収集から研究、患者の診断まで包括的に担う。

感染症危機の初期段階では、数百例程度の臨床情報や検体を解析し、より迅速に病原体の特徴を明らかにする。製薬企業や医療機関のネットワーク構築も担う。