アメリカ農務省が発表した「作付け進捗率」は、大部分が「平均以下」

 

以下の「赤」が、同時期と比較して平均以下の植え付け率の州を示し、「青」は、平年よりも早い植え付けができている州です。


USDA

平年の今の時期のアメリカ全体の植え付け進捗率は 50%ですが、今年は「 22%」の進捗率だそうです。

作物別では以下のようになります。

・大豆   平年の進捗率 24% 今年の進捗率 12%
・春小麦  平年の進捗率 47% 今年の進捗率 27%
・オーツ麦 平年の進捗率 50% 今年の進捗率 36%

今後のアメリカは、中央平野と南部平野で「猛暑」、北部中央から西部は「寒波」に見舞われる予測です。

6月までに状況が改善しない場合、アメリカの収穫状況も厳しいものになるかもしれません。

小麦の大生産国であるインドが「小麦の輸出を停止」と発表

 

(※) あー・・・これはあかんですねえ。インドは、春前には、今年の小麦の収穫が過去最大になると見られていて、ロシアとウクライナから小麦を輸入していた国は、インドから小麦を購入しようとしていた矢先の話で。インドは熱波の渦中ですが、予想以上に作物への影響が出ているのかもしれません。

[参考記事] インドで120年ぶりの熱波により電力危機の恐れ。そして何より豊作が予想されていた小麦の収穫が「大きなダメージを受ける」可能性 (地球の記録く 2022年4月30日)


インド、小麦輸出を即時停止 – 国内の食糧安全保障を優先

Bloomberg 2022/05/14

インドが小麦輸出を即時禁止した。ロシアによるウクライナ侵攻で小麦供給は逼迫している。

インド商工省商務局・外国貿易部の5月13日付の通知によると、国内の食糧安全保障を万全にする。ただし、他国の要請や取り消し不能の発行済み信用状がある場合は輸出を許可する。

アメリカのエネルギー企業CEOが、この夏にアメリカで厳しいディーゼル不足が起きると警告

 

(参考記事) アメリカの「ディーゼルの在庫」が異様に逼迫してきている。東海岸では在庫が3日分以下? (2022/05/13)


「この夏、東海岸でディーゼルが配給制となる可能性」を米国の石油ビリオネアが警告

zerohedge.com 2022/05/14

“Diesel To Be Rationed On East Coast This Summer,” Warns US Oil Billionaire

製油所と燃料ステーションの所有者であるビリオネアのジョン・キャツィマティディス氏は、ディーゼルの在庫が数十年ぶりの低水準に達し、精製能力が低下するため、この夏、東海岸でディーゼル不足が発生する可能性があると警告した。

ユナイテッド・リファイニング社の最高経営責任者(CEO)であるキャツィマティディス氏は、以下のように述べる。

「この夏、東海岸でディーゼルが配給制となっているのを見ても、私は驚かないだろう。現在、 在庫は少なく、今後数か月で不足する可能性がある」

キャツィマティディス氏の警告は、東海岸のディーゼル在庫が1990年以来の最低水準に落ち込んだことから来ている。アメリカ全体の在庫はも、約20年ぶりの低水準にある。

燃料供給の逼迫は多くの要因によるが、2つの主要なものは、東海岸の製油所能力の低下とヨーロッパへの燃料輸送の増加だ。

キャツィマティディス氏の警告は、 この夏、アメリカ中部大西洋岸と北東部の燃料の物流会社 Freight Waves 社からの警告に続くものだ。

Freight Waves 社の CEOは、オペレーターからの通知の写真をいくつかツイートし、「差し迫った」ディーゼル不足についてドライバーに警告している。

通常は砂漠地帯でのみ発生する砂嵐「ハブーブ」が、アメリカの北西部で発生するという異例な現象

 

(※) ハブーブ – Wikipedia より

ハブーブとは、乾燥地域における強い砂嵐のこと。アフリカ北部のサハラ砂漠、アラビア半島、クウェート、イラクなどでは高い頻度で発生する気象現象である


珍しいハブーブがアメリカ北部平原で発生

zerohedge.com 2022/05/14

Rare Haboob Rips Through Northern Plains

米北中西部(ノーザンプレーンズ)の一部で、5月12日の夕方に「ハブーブ」と呼ばれるまれな気象現象が発生した。

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ハブーブは砂漠でよく見られる砂嵐だが、この日、アイオワ州、サウスダコタ州、ミネソタ州の一部を襲っているのが発見された。

ノーザンプレーンズには砂漠はないが、米国中部の一部で進行する激しい干ばつに続いて、ハブーブが発生した。

ノーザンプレーンズでハブーブが発生することは非常にまれで あり、1930年代のダストボウル時代(1930年代の約10年間、アメリカ中西部を激しい嵐が何度も襲い、アメリカの農作が荒廃した時代)の砂嵐に似ているように見える。

現在、ノーザンプレーンズ地域の農業生産者たちたちは、厳しい干ばつ状態か、あるいは、あまりにも多い雨と戦っており、農作状況に影響が出ている。

この状態が作物生産の植物の成長期を圧倒しており、穀物の食料インフレ圧力を高める可能性があることを示唆している。

[ロシアの電力会社、フィンランドへの送電停止へ]という報道

 


ロシアの電力会社、フィンランドへの送電停止へ

毎日新聞 2022/05/14

ロシア国営電力会社「インターRAO」は13日、フィンランドへの送電を14日に停止すると発表した。

フィンランドの系列会社「RAOノルディック」が声明を出した。北欧や西欧の電力会社などが参加する電力取引市場「ノルドプール」で販売された電力料金の未払いを理由としている。

フィンランドは12日、米欧の軍事同盟である北大西洋条約機構(NATO)に近く加盟申請する意向を表明し、ロシアが反発していた。

RAOノルディックは13日の声明で、「ノルドプールで5月6日以降に販売した電力の料金が支払われていない。異例の事態で、20年以上の取り引きの中で初めてのことだ」とし、「残念ながらロシアからの電力供給を14日から中止せざるを得ない」と述べた。ただ、料金未払いとフィンランドの関係は説明していない。

一方、フィンランドの送電会社「フィングリッド」は、ロシアからの送電が14日午前1時(日本時間14日午前7時)に停止するとの声明文を発表した。

同社によると、ロシアからの通常の電力供給量は、フィンランドの電力消費量の10%程度で、供給不足に陥る心配はないという。同社の担当副社長は「ロシアからの輸入電力の欠落分は、スウェーデンからの輸入や国内電力の供給増でまかなう」としている。

同社は「国際情勢の変化に伴う電力系統のリスク評価」に基づき、事前にロシアからの送電受け入れを制限する措置を取っていた。

「ノルドプール」は電力のスポット取引や先物取引を行う市場で、北欧諸国やフランス、ドイツ、ベルギー、オランダなど20カ国360社が参加している。

だが、フィングリッドの担当副社長はロイター通信に、「当社はロシアからフィンランドへの送電を行っているが、ノルドプールの電力取引に参加していない」と説明しており、RAOノルディックの説明の真意は不明だ。

ロシア外務省は12日、フィンランドがNATOへの加盟を近く申請すると表明したことを受け、「安全保障に生じる脅威を止めるため、ロシアは軍事技術またはその他の性質の両面で報復的な対応を取らざるを得ない」との声明を出している。

[横浜市などで大規模停電 復旧見通し立たず]という報道

 


横浜市などで大規模停電 復旧見通し立たず

tv-sdt.co.jp 2022/05/14

東京電力によりますと、13日午後10時30分頃から神奈川県横浜市の青葉区を中心に大規模な停電が発生しています。

停電しているのは横浜市の青葉区・都筑区・緑区、川崎市の麻生区などで、14日午前0時現在も約5万6800軒が停電しています。復旧の見通しは立っておらず原因を調査中です。

また、小田急電鉄は小田原線の向ヶ丘遊園駅と町田駅の間、多摩線の新百合ヶ丘駅と唐木田駅の間で、13日午後10時26分頃から運転を見合わせています。今のところ運転再開のめどは立っていないということです。

アメリカの「ディーゼルの在庫」が異様に逼迫してきている。東海岸では在庫が3日分以下?

 

以下は、米国エネルギー情報局(EIA)のデータです。

米国のディーゼル在庫の推移 (2020年7月-2022年5月)

eia.gov

さらには、「アメリカ東海岸のディーゼル在庫がなんと3日分以下」になっている」という投稿もありました。

> 私たちは、6月から人々に衝撃を与える世界的なディーゼル不足という悪夢を見ています。東海岸のディーゼル在庫は本日現在1800万(約3日間の需要)であり、1,000万未満にまで減少するでしょう。

> これは、過去の在庫レベルをはるかに下回っています


Wall Street Silver