ロシアの「終末の潜水艦」と呼ばれる原子力潜水艦が、核魚雷『ポセイドン』を搭載して北極海に向けて出航した模様

 

[参考記事] ロシアが構築した「世界終末核装置」。ポセイドンという名のその報復兵器の破壊力は、広島に落とされた原爆の5000倍…
In Deep 2019年2月13日


ロシア原艦が核魚雷搭載し出港、北極で兵器実験の可能性

東亜日報 2022/10/05

北大西洋条約機構(NATO)が最近、加盟国に、「『終末の日の潜水艦』と呼ばれるロシア海軍の原子力潜水艦『ベルゴロド』(K329)が、核魚雷『ポセイドン』を搭載して北極海に向けて出航した。核兵器実験の可能性がある」という情報を伝えたと、イタリア紙ラ・レプッブリカが2日、報じた。

英紙タイムズは3日、ロシア国防省の核装備担当部署の列車が先週末、ウクライナ前方に移動しているのが捉えられたと伝えた。

ウクライナ戦争で守勢に追い込まれたロシアのプーチン大統領が核兵器カードを取り出す可能性があるという懸念が強まっている。

ラ・レプッブリカやタイムズによると、NATOは、ロシアが「ポセイドン」の初の発射実験を北極海で強行する可能性を懸念している。

ポセイドンの破壊力は2Mt級で、第2次世界大戦で日本の広島に投下された原子爆弾「リトルボーイ」(15Kt級)より100倍以上強力だという。

米CNNは3日、「米政府がロシアの戦術核兵器の使用可能性など、核シナリオへの対応策を検討している」と報じた。ウクライナは、プーチン氏がロシア併合を宣言した東部ヘルソン、東部ドネツクのリーマンを奪還した。