ニュージーランドは、新たな感染事例が急増する中、ほとんどのコロナ規制を解除する
New American 2022/03/23
New Zealand Lifts Most Covid Restrictions as Cases Skyrocket
ニュージーランド政府は、パンデミックが始まって以来で最も高い感染率を経験しているにもかかわらず、ワクチン義務やワクチンパスポートを含む、Covid-19の制限のほとんどを解除した。
ジャシンダ・アーダーン首相は3月23日に発表を行い、「ニュージーランドでのコロナ対応に対する一連の変更」について説明していると述べた。
これらの変更には、野外集会への出席のすべての上限を撤廃すること、および国内で最も厳しい屋内集会の制限を100から200に。医療、介護、国境警備の職員を除く公務員と民間職員に対するワクチンの義務は廃止された。同時に、ワクチンパスポートも廃止された。
首相は、2020年3月に制定されたコロナ制限は、感染の流れを食い止めることに「成功」したと主張した。
AP通信によると、ニュージーランドは現在、「パンデミックが始まって以来、コロナウイルス感染と入院の割合が最も高く、毎日平均 17,000件の新しい感染が報告されている」とのことで、その中で、アーダーン首相は「成功した」と判断したようだ。
また、首相は、ニュージーランドの高いワクチン接種率(95%)により、「私たちは現在、高レベルの集団免疫を持っていることを意味する」ため、それがコロナ規制の解除の根拠だと主張した。