[諏訪之瀬島で地殻変動「火口直下にマグマ上昇か」]という報道

 


諏訪之瀬島で地殻変動「火口直下にマグマ上昇か」

MBC 2022/02/04

気象台は、鹿児島県十島村の諏訪之瀬島で、先月29日から火口直下にマグマが上昇したことを示すと考えられる地殻変動が観測されていると発表しました。

気象台によりますと、諏訪之瀬島の御岳の南西およそ2.2キロにある傾斜計では、先月28日から島の西側の地殻が盛り上がる変動が観測されていましたが、29日からはより火口に近い側で変動が観測されるようになりました。

気象台は、「島の西側のやや深い場所に蓄積されていたマグマが火口直下に上昇したことを示すと考えられる」としています。
ただ、「変動は顕著なものではなく、あくまで噴火警戒レベル3・入山規制の範囲内」ともしています。

諏訪之瀬島では活発な噴火活動が続いていて、気象台は引き続き火口からおおむね2キロの範囲で大きな噴石に警戒するとともに、風下側では火山灰や小さな噴石に注意するよう呼びかけています。