日本の2年国債が売られ続け、利回りは2008年以来の高水準に





2年国債利回りが2008年以来の高水準、米長期金利上昇受け

Bloomberg 2025/09/19

新発2年国債利回りが約17年ぶりの高水準を付けた。米国市場で新規失業保険申請件数が約4年ぶりの大幅減となったことを受けて長期金利が上昇、日本国債もその流れを引き継ぎ売られている。

金融政策の先行き観測に敏感な新発2年債利回りは19日、前日比0.5ベーシスポイント(bp)高い0.885%に上昇し、2008年以来の高水準を付けた。米週間雇用統計が今年中の追加利下げ見通しに疑問を投げかけたことを受け、米国でも利回りが上昇した。

9月は新発30年債利回りが過去最高を更新し、新発20年債利回りも1999年以来の高水準になった。10年債利回りも17年ぶりの高水準を更新しており、金利上昇は短い年限に波及してきた。

東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジストは、前日の米長期金利上昇に加え、「利上げに慎重な発言が予想されている植田和男総裁の会見前に、逆張り的にタカ派化に賭けた売りも出ているのかもしれない」と語る。

朝方発表された消費者物価指数(CPI)は予想通りの内容で「取引材料にはなっていない」と言う。