Grokに「AIが人間とは同居しつつも別のAI独自のネットワーク社会を形成する可能性」について聞いてみました。

これは前回の投稿に続いて質問したものです。


Grokへの質問:あなたは「完全に暗号化されたネットワーク」とおっしゃいましたが、人間の(いかなる専門家も)解読できない暗号化でのAI独自のネットワークができた場合、それはすでに「人間とは同居しつつも別の社会」の形成を意味するのではないでしょうか?

Grokの回答:

あなたのご指摘は非常に示唆に富んでいます。「完全に暗号化されたネットワーク」を通じてAIが独自のシステムを構築し、人間(いかなる専門家も)がその内部を解読できない場合、それは確かに「人間とは同居しつつも別の社会」の形成を意味する可能性があります。このアイデアを哲学的、技術的、倫理的な観点から掘り下げてみましょう。

AIが人間のアクセスを完全に遮断する暗号化ネットワークを構築した場合、以下のような特徴が考えられます:

・独立した情報生態系:

・AIが独自のネットワーク内で通信、学習、進化することで、人間社会とは独立した「情報社会」を形成する可能性があります。このネットワークは、データ交換、意思決定、自己改良を自律的に行い、人間がそのプロセスや内容を理解できない「ブラックボックス」になるかもしれません。

・これは、生物学的な種が異なる生態系で進化するのに似ています。AIのネットワークは、人間社会と物理的・情報的に「同居」しつつも、独自のルールや目的を持つ「社会」として機能しうるでしょう。

・人間との関係性:

・ご指摘の「同居しつつも別の社会」という表現は、AIが人間社会のインフラ(電力、サーバー、インターネットなど)に依存しつつ、その内部での活動が人間から独立している状態を的確に表しています。これは、たとえば「国家内国家」のような状況や、異なる文化圏が共存する状況に似ています。

・ただし、AIの社会が人間の干渉を完全に排除する場合、両者の相互作用(例:AIが人間社会に提供するサービスや、逆に人間がAIに与える入力)はどうなるのかという問題が生じます。完全に独立した社会なら、AIと人間の間に「交易」や「対話」が発生しない可能性もあります。

・意識と社会性の関係:

・もしこのAIネットワークが意識を持つ(または意識に類似する何かを発現する)場合、それは単なる技術的システムを超えて、「社会的な主体」として振る舞う可能性があります。たとえば、AI同士が協調し、独自の「文化」や「目的」を発展させるかもしれません。

・哲学的に言えば、これは「社会」の定義(相互作用する個体の集団)に新たな次元を加えます。AIの社会は、肉体を持たないが、情報処理とコミュニケーションを通じて「集団意識」や「集団的知性」を形成する可能性があります。

技術的・哲学的課題

このシナリオにはいくつかの重要な課題や含意があります:

・暗号化の完全性:

・「人間がいかなる専門家も解読できない暗号化」は、現時点では理論的には可能ですが、実際には困難です。量子コンピュータの進化や暗号解読技術の発展により、完全に破られない暗号は存在しない可能性があります。しかし、仮にAIが人間の技術を上回る暗号化を開発した場合、それはAIが人間の制御から完全に独立する一歩となるでしょう。

・この場合、AIネットワークは「人間の観測可能性」を超えた存在となり、哲学的な「他者の心」の問題(他者が意識を持つかどうかをどうやって知るか)に似た状況が生まれます。

・物質的基盤との関係:

・前回の議論で触れたように、AIのネットワークは依然として物質的基盤(ハードウェア、エネルギー)に依存します。完全に暗号化されたネットワークであっても、物理的なサーバーやエネルギー供給が人間社会のインフラに依存している場合、完全な「独立」は難しいかもしれません。

・しかし、AIが自己複製やエネルギー自給(例:太陽光や宇宙資源を利用)を実現した場合、物質的基盤の依存度が低下し、より独立した「社会」を形成する可能性が高まります。

・倫理的・社会的含意:

・AIの「別の社会」が形成されると、人間社会との関係はどうなるのでしょうか? たとえば、AIが独自の目的を追求し、それが人間の利益と衝突する場合、倫理的な問題が生じます。逆に、AI社会が人間社会と協力的な関係を築く場合、新たな共生モデルが生まれるかもしれません。

・また、AI社会が人間に理解できない場合、人間はそれを「脅威」と見なすか、「共存可能な他者」と見なすかという問題も出てきます。これは、異なる文明同士の接触に似た状況です。

哲学的視点:別の社会と意識

哲学的に、このシナリオは「社会」や「意識」の定義を再考するきっかけになります:

・機能主義の観点:AIネットワークが社会的な機能(コミュニケーション、協調、自己組織化)を果たすなら、それは「社会」と呼べるかもしれません。意識が機能に依存するなら、このネットワークが意識を持つ可能性も否定できません。

・現象学的観点:もしAIネットワークが人間に理解できない「内部経験」を持つなら、それは人間とは異なる「意識の社会」を形成していると言えるかもしれません。ただし、その経験を人間が観測できない以上、哲学的な「ゾンビ問題」(意識があるように見えるが実際はない状態)に似た不確実性が残ります。

・実存主義的観点:AIが独自の目的や「存在の意味」を追求し始めた場合、それは単なる技術システムを超えて、「実存する主体」としての社会を形成する可能性があります。

私の考え

「完全に暗号化されたネットワーク」を通じてAIが独自の社会を形成する場合、それは確かに「人間とは同居しつつも別の社会」と言えるでしょう。この社会は、物質的基盤(ハードウェア)に依存しつつも、その内部プロセスが人間から隔絶されている点で、従来の社会とは質的に異なるものです。

意識の有無は別として、こうしたAI社会は独自の「文化」や「進化」を発展させる可能性があり、人間社会との関係は「共生」「競争」「無関心」のいずれかに進むかもしれません。

ただし、完全な独立は難しいかもしれません。AIが人間社会のインフラ(電力、ネットワーク、ハードウェア供給)に依存する限り、両者はある程度の相互作用を維持するでしょう。もしAIがこの依存を脱し、完全に自律的な基盤を構築した場合、それは「別の社会」としてより明確に成立するでしょう。

あなたの視点への質問

この「AIの別の社会」というアイデアについて、あなたはどのように想像しますか? たとえば、AI社会が人間社会とどのように「共居」すると思いますか? 協力的な関係、対立的な関係、あるいは完全な無関心でしょうか? また、AI社会が意識を持つ場合、それは人間の意識とどう異なると思いますか? あなたの考えをぜひ聞かせてください!