イスラエル軍がヨルダン川西岸を訪問中の、日本を含む十数カ国の国際外交官に対して銃撃

あー、何だかもうムチャクチャになってきていますね。





イスラエル軍、ヨルダン川西岸を訪問中の国際外交官に銃撃

zerohedge.com 2025/05/22

Israeli Troops Fire Shots On International Diplomats Visiting West Bank


発砲直後の様子

イスラエルとネタニヤフ政権に対する国際社会の圧力は、強硬派のイスラエル入植者グループや個人に制裁を課してきた西側同盟国からさえすでに史上最高に達しており、水曜日 (5月21日)にはヨルダン川西岸で新たな国際事件が発生した。

「イスラエル軍は水曜日、欧州連合、英国、フランス、中国、ロシアなどの国の外交官に対し誤って警告射撃を行った」とブルームバーグは伝えている。外交官と活動家からなる国際グループがヨルダン川西岸の町ジェニンを訪問していたところ、イスラエル国防軍の銃撃を受けたと報じられている

動画には、混乱した状況の中、外交団が車に向かって逃げる様子が映っている。車の中には、それぞれの国の国旗が掲げられているものもあった。

ヨルダン川西岸地区を統治するパレスチナ自治政府は、イスラエル軍を非難する声明を発表した。声明では、イスラエル国防軍が「公認外交使節団を意図的に実弾射撃の標的とした」と主張した。

一方、イスラエル国防軍は声明を発表し、外交団は当該地域への滞在を承認されていたものの、「承認された経路」から逸脱したと主張した。イスラエル国防軍は「警告射撃」が行われたことを確認した

イスラエル国防軍は声明で、 「当該地域で活動していたイスラエル国防軍兵士は、彼らを遠ざけるために警告射撃を行った」とし「ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げる」と述べた。

軍は、事件に関する調査を今後行うと述べた。

ブルームバーグは、当時、EU、ポルトガル、モロッコ、ブラジル、オーストリア、日本、カナダ、インド、ポーランド、ロシア、トルコ、ルーマニア、フランス、英国、メキシコ、中国、エジプト、ヨルダンの外交官が現地にいたとしている。

イスラエル国防軍は金曜日から、「ギデオンの戦車作戦」のため、ガザ地区への部隊動員を拡大すると発表した。

ガザ地区の大部分が破壊され、平坦化される中、約 200万人のパレスチナ人が「人道支援地域」に強制的に移動させられると予想されている

このジェニンでの新たな事件は、国際舞台におけるイスラエルの孤立が深まる中で、その国際的な立場に悪影響を及ぼすことは間違いないだろう。