米国で、26歳から34歳の若年成人で自閉症と診断された人の数が450%増加

この研究は、2011年と 2022年を比較しているので、どのようなグラフを示して増加したかはわからないのです。2021年から急増したとするなら、ちょっといろいろと推測もできたのですけれど、それはわからないままです。





米国の子どもと成人で自閉症の診断が劇的に増加している

Medical Xpress 2024/10/30

Autism diagnoses rising among U.S. children, adults

研究者たちの報告によると、若年成人の新たな自閉症診断の急増と、少女や若い女性の診断増加により、米国の自閉症症例はわずか 10年余りで 3倍近くに増加した。

10月30日に JAMA ネットワークオープン誌に掲載された研究によると、米国の主要医療制度に登録されている 1,200万人以上の患者に関するデータから、2011年から 2022年の間に自閉症と診断された人の数が 175%増加したことがわかった。

報告書によると、診断数の増加は 26歳から 34歳の若年成人の間で特に劇的で、このグループでは 2011年から 2022年の間に自閉症の診断数 が450%増加(5.5倍以上の増加に相当)したという。

カリフォルニア州プレザントンにあるカイザー・パーマネンテ研究部門のルーク・グロスベナー氏が率いるチームによると、男児が自閉症と診断される確率は依然として女児の 4倍であるものの、診断における「男女格差」は縮まりつつあるという。

データによると、調査期間中に男児の新規診断 が185%増加したのに対し、女児では 305%急増した

グロブナー氏の研究グループによると、成人女性では 2011年から 2022年の間に自閉症の診断が 315%増加し、男性では 215%の増加となった