中米コスタリカが児童と青少年のmRNAコロナワクチン接種を義務化

 


コスタリカ、児童青少年コロナワクチンを義務化…「世界初」

中央日報 2021/11/08

コスタリカが5歳以上の児童青少年の新型コロナワクチンの接種義務化を決めた。

7日(現地時間)、ロイター通信や英国BBCなどによると、コスタリカ政府は児童の必須接種項目に小児まひや水痘のワクチンなどとあわせて新型コロナワクチンを追加する予定だ。

児童青少年に対する新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)予防接種は2022年3月から行われる予定だ。コスタリカはファイザーとワクチン追加契約を結んだ状態だ。

BBCは「コスタリカは児童に新型コロナ予防接種を義務化した世界で初めての国」と伝えた。

英国オックスフォード大学の統計によると、コスタリカの新型コロナワクチン完全接種率は55%で、世界平均の40%より高い。12~19歳の人口7割以上がワクチンをすでに1回以上接種したという。

コスタリカは今年2月、医療・保健従事者のワクチン接種を義務化したことがあり、9月にはすべての公共部門の勤労者に対象を拡大した。民間企業にも職員にワクチン接種を要求できる権限を付与した。

コスタリカ保健省は「親または法定代理人は未成年者が適切な時点にワクチン予防接種をできるようにする義務がある」と強調した。