ニューヨークでワクチン接種義務化に対しての接種拒否者が続出し、警察・消防が人員不足に

 


警察・消防 人出不足のおそれ 米・NY全職員 新型コロナワクチン接種義務 期限に

FNN 2021/10/30

アメリカ・ニューヨークでは、市の全職員に対して、ワクチン接種を義務化する期限を迎えた。

拒否した職員は無給となるため、警察官や消防士の不足が懸念されている。

ニューヨーク市は、市の全職員に対し、29日までにワクチン接種証明を提出しなければ、週明け以降、無給の休暇扱いとするとしている。

しかし接種率は、警察では全職員の84%、消防は72%にとどまっており、義務化に反対する職員らによる大規模デモや、警察の労働組合による訴訟も起きている。

地元メディアは、“消防署の2割を閉鎖しなければいけない可能性もある”と伝えているほか、救急搬送やごみ収集など、市民生活への影響も懸念されている。