メキシコの首都で暴徒たちがイスラエル大使館を襲撃し放火





暴徒がメキシコシティのイスラエル大使館に放火

Jewish Chronicle 2024/05/29

Rioters set fire to Israeli embassy in Mexico City

2024年5月28日、メキシコシティのイスラエル大使館前で行われた「ラファのための緊急行動」と題した親パレスチナ集会で、デモ参加者たちが警察隊と衝突した。

暴徒たちは、表面上はガザ南部の都市ラファでのイスラエル軍の作戦に抗議するデモの最中に、メキシコのイスラエル大使館に放火した。

覆面をした抗議者たちは、メキシコシティのロマス・デ・チャプルテペック地区にある外交使節団へのアクセスを阻止するためにバリケードを築いた治安部隊に石を投げつけた。

AFP通信によると、「ラファのための緊急行動」デモには約 200人が参加し、そのうち数十人がバリケードの破壊を試みた。

ソーシャルメディアに投稿されたビデオには、大使館の建物の外で火災が猛威を振るっている様子が映っている。

この混乱の中で数人が負傷したという未確認の報告があった。

この暴動は、メキシコが国際司法裁判所で南アフリカによるイスラエルに対する「大量虐殺」訴訟への介入宣言を提出した後に発生した。

イスラエルのヨアブ・ギャラント国防相は 25日、イスラエル国防軍はハマスに拘束されている人質を解放し、パレスチナのテロ組織を壊滅させるため、ラファでの攻勢を継続すると述べた。