2023年の飲食店倒産件数が過去最多に

体感としては感じます…。ただ、この「倒産」という範疇には、自主的閉店は含まれていません。


飲食店倒産件数、昨年度過去最多802件…物価の高騰や人手不足などが経営圧迫

読売新聞 2024/04/04

民間調査会社の帝国データバンクが4日発表した2023年度の飲食店の倒産件数は前年度比56%増の802件で、現行の調査方式となった00年度以降で最多になった。光熱費や原材料費の高騰が続く中、事業継続を断念する企業が増えている。

これまでは19年度の784件が最多だった。

23年度はコロナ禍の影響が一服して外食需要が回復したものの、物価や人件費の高騰、人手不足などが経営を圧迫した。

業種別では、居酒屋などの「酒場・ビアホール」が207件、「中華・東洋料理店」が130件、「西洋料理店」が90件だった。都道府県別では東京が129件、大阪が95件だった。

帝国データバンクの担当者は「物価や人件費の高騰は今後も続くとみられ、予断を許さない状況が続くだろう」と指摘している。