ブラジルのデング熱流行が過去25年で最悪に

 


ブラジルのデング熱流行は過去25年で最悪、死者数は3カ月で1000人を超える

ntdtv.com 2024/04/04

巴西登革热疫情25年来最严重 3个月死亡数破千

ブラジルでのデング熱の流行は深刻で、ブラジル保健省は本日最新データを発表し、今年最初の 3カ月間でデング熱による死者数が 1,020人だったと指摘した。

これは、2000年以来の記録だ。昨年の同時期の死者数は、388人だった。

ブラジル保健省のデータによると、 2023年のデング熱による死亡者数は 1,094 人で、2022 年には 1,053 人でした。

今年の最初の3か月で、ブラジルの確定症例と疑わしき症例は 2,671,332人だったが、昨年の同時期の確定症例と疑わしき症例は 589,294人だった。

ブラジル保健省健康監視局のエセル・マシエル局長は 2月、今年のデング熱感染者数は推定 420万人であると述べた。

それにもかかわらず、ブラジル政府は今週、ブラジルのほとんどの州でデング熱感染者数のピークは過ぎたと発表、27の連邦単位のうち、8州が合計で減少傾向にあり、12州が減少傾向にあると発表した。

マシエル氏は、さまざまな州での流行状況が改善しており、特にデング熱の疑いのある症例が着実に減少し始めていると指摘した。

これまでのところ、ミナスジェライス州のみでウイルスの 4つの血清型が同時に発生しており、このうち血清型 2と 3は神経学的問題を引き起こす可能性がある。

ブラジル保健省は、平均的な人は生涯に最大 4回デング熱と診断される可能性があり、また 4つの異なる血清型のウイルスに感染する可能性があると述べた。

デング熱は、年齢を問わず健康な人でも死亡する可能性がある。