シンガポールで3回目のコロナワクチン接種開始

 

シンガポール 3回目のワクチン接種開始

TBS NEWS 2021/09/17

人口の8割以上が新型コロナウイルスのワクチン接種を完了しているシンガポールで、60歳以上の高齢者などを対象に3回目のワクチン接種が始まりました。

シンガポールではワクチン接種を終えた人が人口の80%を超え、世界的にも高い水準となっています。

ただ変異ウイルス「デルタ株」の影響などで、先月下旬ごろから市中感染が増加傾向にあり、シンガポール政府は14日から、60歳以上の高齢者や介護施設の入居者などへの3回目のワクチン接種を開始しました。

ファイザーやモデルナのワクチンの2回目の接種から半年から9か月経過した人が対象で、放射線治療を受けているがん患者など免疫機能が著しく弱い人にも接種を行うということです。

東南アジアでは、タイ政府も中国・シノバック製の2回目のワクチン接種を今年5月までに終えた人を対象に、イギリス・アストラゼネカ製のワクチンで3回目の接種を行う方針を明らかにしています。