直接の知り合いではないのですけれど、以前、レビー小体型認知症の方がいまして、まったく他は正常なのに「他の人には見えないものが見える」という方でした。
今回のは東京新聞の記事ですが、会員限定ですので、途中までとなります。
自分だけに見える「幻視」を描く 完治の難しいレビー小体型認知症、三橋昭さん「生きている証しを残したい」
東京新聞 2025/11/19

飼い猫の幻視を見た時の驚きを講演で語る三橋昭さん=横浜市西区で。
レビー小体型認知症を患う三橋昭さん(76)=大田区=には、実在しないものが見える「幻視」の症状がある。毎日のように自宅の天井や壁に見える絵柄を、コピー用紙などに描きためている。完治が難しいとされる病の不安と闘う中で「生きている証しを残せれば」との思いで始めた。(西川侑里)
「見えるのは2、3秒。まばたきをすると消えてしまう」
「ベッドに横になってぼーっとしている時に、飼い猫がとことこと(歩いて)やってきたので、なでてあげようとしたんですね。でも背中に手を伸ばすと、すっと、体の中に手が入っていってしまったんです」
10月下旬に横浜市内であった三橋さんの講演会兼作品展には、100人余りが来場。三橋さんは最初に飼い猫の幻視が見えた時のことをこう語った。「何で、っていう感じですよね。非常にびっくりしました」と当時を振り返る。
毎回違う動物や植物が登場するといい「見えるのは2、3秒で、もって4秒。まばたきをすると消えてしまう」「白黒で平面なことが多いけど、たまにカラーで立体的に見える」と詳細を説明。「最近はかわいい女の子が(幻視として)出てきてほしいと、欲も出ます」とユーモアを交えると、客席から笑いが起きた。
当初は「何も分からなくなるのが不安で」
展示された約50点の「幻視画」のタイトルは、「ヤツデから精を吸っている動物たち」「多足の馬」など現実離れしたものも多い。来場した風間晃子さん(81)は「お見事。絵はがきにしたい」と感嘆。ほかの人からも「かわいい」「うまいよね」などの声が上がった。

「威嚇し合うカエルと魚」の幻視画
三橋さんは世田谷区で生まれ、映画の助監督や会社員をへ…
ここまでです。