ソフトバンクグループが出資する米ウィーワークが連邦破産法を申請

 

(参考記事)「地球規模のシステミック・メルトダウン」
In Deep 2023年3月12日


ソフトバンクグループ出資 米ウィーワークが経営破綻

NHK 2023/11/07

ソフトバンクグループが出資するアメリカのシェアオフィス大手、ウィーワークは、コロナ禍を背景としたオフィス利用の減少に伴って経営が悪化し、日本の民事再生法にあたる連邦破産法第11条の適用をアメリカの裁判所に申請して経営破綻しました。

会社は2010年の設立以来、日本を含む世界でシェアオフィスを展開し、日本のソフトバンクグループが出資していました。

しかし、コロナ禍を背景にオフィス需要が落ち込む中で利用が減少して会員の解約が相次ぎ、経営が悪化していました。

ことし8月、6月までの3か月間の決算を発表した際には、最終赤字となったことに加え、会社として事業を継続する能力に「重大な疑義がある」と明らかにしていました。

傘下の投資ファンドを通じて出資していたソフトバンクグループは、今回のウィーワークの経営破綻で業績に影響が出る可能性もあります。