中国の新型コロナの検査での陽性率が40%超に

 


中国の新型コロナ検査陽性率、5月に40%超に増加

bloomberg.co.jp 2023/06/12

中国では5月に新型コロナウイルス感染症が再燃し、検査で陽性反応が出た割合は2022年末の感染拡大の波に見舞われた際のピークに近づいたことが、週末に発表された政府データで分かった。

中国疾病予防コントロールセンター(CDC)が11日に公表したデータによると、同国内の病院で新型コロナウイルス感染症と診断された人の割合は4月から5倍余りに増え、5月末には検査対象者の40%超に達した。

これは22年末に中国政府が突然、行動制限を解除したことで感染が急増した後、ピークを脱し始めた1月上旬以来見られていなかった水準。当時は、病院で検査を受けた人の6割で感染が確認されていた。