米国がイランの原油輸出拠点であるカーグ島を攻撃。イランの応酬が激化する可能性

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カーグ島への米国の攻撃で戦況緊迫、石油価格は「制御不能」になる可能性 米軍退役准将

CNN 2026/03/14

米国が原油輸出拠点として重要なイランのカーグ島を攻撃したことについて、米軍の退役准将はCNNに対し、戦争の緊張度を高めるもので、最終的に石油価格が「制御不能」になる可能性があるとの見方を示した。

マーク・キミット退役陸軍准将は今回の攻撃について、「この戦争の緊張度を大幅に高めたことを意味する。これまでの『軍や政権を排除する』という段階から、今やイランの経済的な生命線を断つことを試みる段階に入った。潜在的に、という話だ」と指摘した。

キミット氏によれば、米国は船舶のホルムズ海峡通過をイランに認めさせるため、この島を「人質」に取っている状態だという。ホルムズ海峡の封鎖はすでに原油価格の急騰を引き起こしている。

ただ、島の石油インフラが攻撃目標にされれば、「イランが中東の残りのインフラへの攻撃に出るのは明白だ」とキミット氏は指摘。「その時点で、石油価格は完全に制御不能になるだろう」と付け加えた。

カーグ島はイラン沖に浮かぶ約8キロの島で、イランの原油輸出のおよそ9割を扱っている。イランとの戦争の最初の2週間は、攻撃を免れていたとみられる。

トランプ米大統領は13日夜、カーグ島の「全軍事目標を完全に破壊した」と発表。イランが船舶のホルムズ海峡通過を妨害する措置を続ければ、島の石油インフラを攻撃すると示唆した。

イランのガリバフ国会議長は先日、ペルシャ湾に散らばるイランの島に対して米国が攻撃を行えば、イランは「すべての自制を放棄する」と警告していた。