イラクやサウジアラビアの企業も原油の輸出を停止しましたし、今の状態が長引くと、世界全体でかなり大変な事態になりそうです。
世界のエネルギー市場が影響に備える中、カタールはLNG生産を全面停止
thecradle.co 2026/03/04
Qatar fully shuts down LNG production as global energy markets brace for impact

カタールエナジー社は 3月4日、「不可抗力」を宣言し、主要な液化天然ガス(LNG)輸出施設の完全閉鎖を発表した。混乱が続くと世界の LNG 供給の約 5分の1が危険にさらされることになる。
事情に詳しい 2人の関係筋は ロイター通信に対し、国営エネルギー会社カタール・エナジー(QE)が今週初めに操業の縮小を開始し、水曜日にはガス液化を全面的に停止すると語った。
この操業停止は、同国の主要な LNG 拠点である巨大なラスラファン複合施設で生産される超冷却ガスの輸出に影響を及ぼすと予想される。
関係者によると、カタールエナジーは操業停止後に液化プロセスを再開するのに少なくとも 2週間必要で、生産をフル稼働に戻すにはさらに 2週間必要だという。
カタールは世界の LNG の約 20%を供給しており、今回の供給停止は世界のガス市場を逼迫させると予想される。同国の LNG の多くはアジアとヨーロッパに輸出されており、中国、日本、インド、韓国、パキスタンなどが最大の顧客だ。
この操業停止は、カタールの LNG 輸出すべてが通過する戦略的な水路であるホルムズ海峡の船舶交通に深刻な混乱が発生したことを受けて起きた。
混乱はカタールの LNG 部門だけにとどまらず、イラクはキルクーク・ジェイハン・パイプラインを通じた半自治区クルディスタン地域からの原油輸出を停止し、世界市場から 1日当たり約 20万バレルが削減された。
サウジアラビアのサウジアラムコ社はまた、3月2日のドローン攻撃による火災を受けて、世界最大の石油精製施設であるラス・タヌラ製油所の操業を停止した。