日本への影響はわからないですが、世界的に同じようなことが起きている可能性があります。天然ガスがなければ、肥料作れないですからね。
ガス危機により、主要尿素肥料工場6ヶ所のうち5ヶ所が操業停止に追い込まれた。
Daily Star 2026/03/05
Gas crisis shuts down 5 of 6 major urea fertiliser plants

ガス危機により、バングラデシュにある主要な尿素肥料工場6ヶ所のうち5ヶ所が閉鎖を余儀なくされた。
バングラデシュ化学工業公社(BCIC)によると、同社が管理する主要な尿素工場は 5つある。その中で現在も操業を続けているのはシャージャラル肥料株式会社のみだが、当局は同社の生産も長くは続かない可能性があると警告している。
BCIC傘下の他の4つの工場、すなわちゴラシャル・ポラシュ肥料工場、チッタゴン尿素肥料工場、ジャムナ肥料工場、アシュガンジ肥料化学会社は、水曜日(3月4日)の午後に操業を停止した。
BCICの商業・生産・研究担当ディレクターであるモニルザマン技師は、「 5つの工場すべてをフル稼働させるには、1日あたり約1億9700万立方フィートのガスが必要です。しかし、度重なるガス不足のため、毎年生産能力の 3分の1すら生産できていません」と述べた。
ある当局者は匿名を条件に、「 2025~ 2026年度の肥料生産目標は 100万トンだったが、2月までの過去 8ヶ月間で生産されたのはわずか 55万トンにとどまっている」と述べた。
彼は残りの期間で目標を達成できるかどうか疑問を呈した。
チッタゴン尿素肥料工場の主任化学者であるウッタム・チョードリー氏は、「ガス供給が再開されれば生産を再開できる」と述べ、昨年はガス不足のため工場が 6ヶ月間連続で閉鎖されていたことを指摘した。
民間経営のカルナフリ肥料会社も操業を停止した。同社は尿素を 1日あたり 1,725トン、アンモニアを約 1,500トン生産する能力を持つ。
1987年に日本の支援を受けて設立されたチッタゴン尿素肥料工場は、1日あたり尿素 1,100トン、アンモニア 800トンの生産能力を持つが、度重なる操業停止に見舞われている。昨年度は尿素の生産量がわずか 25万トンにとどまり、操業期間は約 2ヶ月半だった。
バングラデシュの農業部門では、年間約 260万トンの尿素が必要となる。化学工業公社傘下の工場では約 100万トンから 1000万トンが生産されるが、残りの 160万トンは高コストで輸入せざるを得ない。