Charles Hayward – The Actor Merges with the Crowd(1990)
X を見ていましたら、チャールズ・ヘイワードさんという音楽家が Fecebook に投稿したという文章が貼ってあったのですね。
「いや、チャールズ・ヘイワードさん、もう亡くなってるだろ」とか思って、冗談かと思ったのですが、ふと、Wikipedia を見ますと。
> チャールズ・ヘイワード(Charles Hayward、1951年 – )
とありまして、「悪ぃ、生きてたんか」と思った次第でした。
貼ってあったのは、以下の投稿でした。
書いてあるのは、
> 私たちは軍需産業と、軍隊という組織的暴力を廃止し、子供たちを、こうした忌まわしいものが現実ではない世界へと導き、争いではなく、すべての創造物を純粋な愛として見ることができるようにする必要があります。
というような感じだと思いますけれど、「ともかくご健在かあ」というか、私はもっと高齢かと勝手に思い込んでいたのですが、現在、73歳くらいのようで、今の世としては、そんなに高齢じゃないですね。
チャールズ・ヘイワードさんは、まあ、ご存じない方が多いかと思いますけれど、ディス・ヒートというわりと著名なポストパンク・バンドのドラマーをやっていた方で、その後、ソロで活動されていたようなんですけれど、どちらかというと、実験音楽的ないろんなことをされていました。
このコーナーの「二十代によく聴いていた曲(12)」でも、チャールズ・ヘイワードさんが、キャンバーウェル・ナウというバンド名でやっていた曲を取りあげたことがありました。本当によく聴いていた曲で。
そして、実は、ソロになった後に、チャールズ・ヘイワードさんは日本にも来ていまして、知り合いに「行きましょうよ」と、かなり強引に連れていかれまして、あれは、東京・吉祥寺のスターパイン・カフェというライブハウスだったと思いますが、20年くらい前…いや、もっと前ですね。ご本人を見たことがあります。
「ドラマーでソロ」というと、何をやるのか不思議に思われるかもしれないですが、何か「足元に音が鳴るようないろいろなマシンみたいなのを並べている」のです。そして、ドラムを叩きながら、それらのマシンを足で踏んで音を出して、そして、歌うと。
チャールズ・ヘイワード氏

Charles Hayward
一人バンドみたいな感じでしたね。他に演奏者は一切なしです。
それはともかく、そのライブに連れて行かれた前に、あれは…30年以上前ですけれど、レコード屋で、偶然、チャールズ・ヘイワードさんのアルバム (CD)を購入したのですよ。
当時、東京の吉祥寺に「ワルシャワ」というレコード屋さんがあって(当時住んでいたところは、吉祥寺までは歩いて 20分くらいでした)、たまに行ってたんですけれど、そこは、ひとつひとつのアルバムの前に店員さんによると思われる内容を説明してくれている小さなメモがついていて、それが大変参考になるものでした。
その際に買ったのが、チャールズ・ヘイワード氏の『スキュー・ウィフ – ア・トリビュート・トゥ・マーク・ロスコ』という長いタイトルのアルバムでした。
確か、このチャールズ・ヘイワードさんのアルバムには、
「ヘイワードおじさん、今も頑張ってます!」
みたいなことが書かれてあったと思います(笑)。
そのアルバムの 1曲目がものすごく好きになりまして。
あれはもう、私が二十代の終わりになろうとしてる時だったと思いますが、朝、出かける時に、毎日聴いていました。まあ、そのまま博打とかに行ったりするような日常でしたけれど。
以下の曲です。低音が効く環境じゃないと、よくわからないかもしれません。低いベースがいいんですよ。
Charles Hayward – The Actor Merges With The Crowd
自由な音楽だと思います。
スターパインズ・カフェのライブの後、ヘイワードさんと何か話した記憶もありますが、何を話したのだかは覚えていません。
思えば、私をそのライブにかなり強引に連れていった人とも、その後は会う機会がないですね。当時、上智だか立教だかの准教授をやっていた人でしたけれど、今は教授なんでしょうかね。
私は今でも朝からお酒を飲んで昼寝をしています(生活態度いい加減にしろ)。
しかし、吉祥寺のワルシャワで、チャールズ・ヘイワードさんのアルバムを知ったことは良かった出来事でした。
