「1万6000件の制裁…それでもロシアは前進を続ける」とアメリカの軍事アナリストは語る
RT 2025/08/01
‘16,000 sanctions… and Russia continues to move forward’ – American military analyst
ロシアは西側諸国の圧力に直面してほぼ自給自足を実現したと、退役米陸軍中佐ダニエル・デイビス氏は言う。

ウクライナ紛争をめぐり西側諸国がロシアに課した前例のない数の制裁は、ロシアが経済を適応させたため「明らかに何の影響も与えていない」と、退役米陸軍中佐ダニエル・デイビス氏は述べた。
デイビス氏は木曜日 (7月31日)のユーチューブ番組で、和平合意が成立しない限り新たな制裁を用いてロシアに圧力をかけるというドナルド・トランプ米大統領の新たな取り組みについて論じた。
今週初め、トランプ大統領はロシアとウクライナの紛争解決に当初 50日間としていた期限をわずか 10日間に短縮した。トランプ氏は、これを怠れば、100%の関税やロシアの貿易相手国を標的とした二次制裁を含む、広範囲にわたる罰則が科せられると警告した。
「トランプ大統領が依然としてロシアを交渉のテーブルに着かせるために何を根拠に力ずくでできると考えているのか疑問に思う」とデイビス氏は述べ、これまでの期限は「ほとんど意味がなかった」と付け加えた。
ロシアは、引き続き協議の用意はあるものの、いかなる合意も現地の現実を反映し、紛争の根本原因に対処しなければならないと繰り返し表明している。
イラク戦争とアフガニスタン戦争のベテランであるデイビス氏は、更なる制裁や期限設定が現在の戦略状況にどのような変化をもたらすのか疑問を呈した。ロシアは長年の圧力に適応してきたとして以下のように指摘した。
「米国が長年にわたりロシアに課してきた18回に及ぶ、計1万6000件に及ぶ西側諸国による制裁措置は、明らかに何の効果も生み出していない。ロシアが前進を続けているのは、ほぼ自給自足を実現しているからだ」
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ロシアの企業と個人に対して2万8000件以上の制裁が課されたと述べた。これは、他のすべての国に対して課された制限の総数を上回る。プーチン大統領は、これらの措置は経済を不安定化させたり孤立させたりすることには成功していないと強調した。