イスラエルが、ガザの病院を爆撃。医療体制が本格的な崩壊へ





ガザのナセル病院への攻撃は「すでに崩壊寸前の医療システムに甚大な打撃」:WHO事務局長

MEM 2025/05/14

Attack on Gaza’s Nasser Hospital ‘huge blow to already overwhelmed health system’: WHO chief


2025年5月13日、ガザ地区ハン・ユニスでイスラエル軍の空爆により破壊されたナセル病院の内部。

アナドル通信によると、世界保健機関(WHO)事務局長は、火曜日 (5月13日)にガザ地区のナセル病院が攻撃されたことを「すでに崩壊寸前の医療体制への大きな打撃だ」と述べた。

事務局長は医療施設に対する攻撃を停止する必要があると述べた。

事務局長は X で、この攻撃で 2人が死亡、12人が負傷したと指摘した。負傷者の 1人は「危篤状態で、複数の外科手術を受けている」と述べた。

「火傷治療室が攻撃を受け、外科部門の病床 18床、集中治療室の病床 8床、入院患者の病床 10床が破壊された」と彼は語った。

「我々は繰り返し呼びかける。病院への攻撃は止めなければならない」と彼は要求した。

同氏はまた、患者支援や病院の再建に必要な食料、医薬品、機器をガザ地区に搬入できるよう、3月2日以来イスラエルが実施しているガザ地区への援助封鎖を解除するよう求めた。