フーシ派、紅海とアラビア海で、「英米イスラエルと関係するすべての船舶の運航禁止」を正式に通達。新たに英国船へも攻撃

 


フーシ派、紅海攻撃を強化。「潜水艦兵器を使用へ」と指導者が発言

ARAB NEWS 2024/02/22

Houthis to step up Red Sea strikes, use ‘submarine weapons’, leader says


パラオ船籍の英国所有の一般貨物船と特定された火災中の船舶。

フーシ派、イスラエル、米国、英国と関係のあるすべての船舶の運航禁止を正式に発表。影響を受けた海域は世界の海上交通の12パーセントを占める。

イランと同盟を組むイエメンのフーシ派は 2月22日、英国所有の貨物船への攻撃と米国駆逐艦へのドローン攻撃の犯行声明を出し、弾道ミサイルとドローンでイスラエルの港湾・リゾート都市エイラートを標的にした。

ソーシャルメディアサイト X でのフーシ派代表者の声明は、ガザ地区でのイスラエルの軍事作戦を反映させるため、新たな「潜水艦兵器」を含む紅海やその他の海域で船舶への攻撃を強化していると同グループの指導者が発言した直後に発表された。

イスラエル・ハマス戦争が続き、ガザ地区の死者数がほぼ 3万人に達する中、フーシ派武装勢力は 11月以来、パレスチナ人支援として紅海、バブ・アル・マンダブ海峡、アデン湾で無人機とミサイルによる攻撃を繰り返している。

アブドゥル・マリク・アル・フーシ氏はテレビ演説で、「紅海とアラビア海、バブ・アル・マンダブ海峡、アデン湾での作戦は継続、拡大しており、効果を上げている」と付け加えた。同氏は潜水艦兵器の詳細については明らかにしなかった。

フーシ派の攻撃は、世界の海上交通の約 12%を占める重要なスエズ運河貿易の近道を破壊し、企業はアフリカを巡るより長くより高価な航路をとらざるを得なくなっている。

フーシ派は 2月22日、軍事作戦の強化を目的として、イスラエル、米国、英国と関係のある船舶の周辺海域での航行を禁止する旨の正式通知を荷主と保険会社に送った。

数カ月にわたるフーシ派の攻撃により世界貿易は混乱し、配送料はより高い水準にリセットされている。保険関係者らは 22日、海事引受会社がすでに補償範囲を制限したり、保険料を値上げしたりしているため、今回の通知の発行以降の料率に変更はないと述べた。