[首都圏“水不足” 取水制限の恐れも]という報道

 

首都圏のダムの貯水率を見ますと、全体としては、まだ危機的というほどのものではないですが、最大の矢木沢ダムが平年比で半分以下になっています。

首都圏の水資源状況について

国土交通省 関東地方整備局


首都圏“水不足” 取水制限の恐れも…群馬・矢木沢ダムの貯水率「平年のわずか半分」

テレビ朝日 2023/08/17

根川の上流にある群馬県の矢木沢ダムを空から見てみると、通常は緑の茂みまで水が溜まっていますが、16日は土の斜面がむき出しになるほど水位が下がっていました。

沼田総合管理所管理課・笠井昭彦課長:「例年と比べて、貯水位は13メートルほど下がっている」

今年は冬の雪解け水が豊富で、3月の水位は平年を上回っていました。

ところが7月以降、日を追うごとに水位が低下し、1カ月半で20メートル下がりました。

現在の貯水率は、平年のわずか半分です。

このまま雨が少ない状況が続くと、27年前の夏のように取水制限が実施される恐れもあります。