先日、グズマニアという私が育てている植物が 3年ぶりに開花したことを書きました。
これは、毎回、新陳していくタイプのものでしたが、その一方で、年々巨大化していくという植物もたくさんうちにあります。
カランコエという、よく200円とかで、以下のように小さな花株として可愛らしい感じで販売されている植物があります。
うちには…まあ、何年前に購入したものかおぼえていないのですが、70、80センチ以上に巨大化したカランコエがあるのです。
今年のこの春、見た感じでは、過去最大の花数をつけています。
3月の終わり頃のうちの巨大カランコエ
可愛さはまったくなくなりましたが(苦笑)、迫力はあります。
このカランコエというのは、丈夫な植物ではありますけれど、実は開花させるのは面倒な植物で、メキシコなんかが原産地の植物にはたまにあるのですが、季節も気温も開花と関係ないのです。
「太陽の出ている昼間の時間が短くなると、つぼみをつける」
のです。
日照時間が、13時間以下だったか、12時間以下になって初めてつぼみをつけます。
日本だと、11月くらいからの季節ですかね。
つまり冬に咲く花です。ところが寒さは苦手です。
外に置いておけば、11月くらいからつぼみがつきはじめます。しかし、この植物は「寒さに弱い」ため、冬にそのまま出しておくと枯れてしまう。
しかし、日光は好きだと。
ですので、冬の間は、夜は室内に入れて、暖かい日中はたまに外に出すというのを 3月くらいまで続けます。
すると、つぼみをつけたまま冬の 3ヶ月くらいを過ごした後、3月頃から一斉に開花が始まるのです。
この巨大カランコエも、何年も冬の間そうしてきました。
実は背丈が高くなりすぎたのか、自立できなくなっているので、今年はバッサリ剪定すると思います。
ですので、巨大化の記念に写真をとった次第でした。