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韓国でカードローンの使用が急上昇

 


庶民の「融資窓口」カードローンが半年間に1兆4000億ウォン増加=韓国

中央日報 2022/10/05

2年前に年3%台序盤だった住宅資金融資の金利が最近5.6%に上昇し、生活費が足りなくなった会社員A氏(30)はカードローンを調べたが、悩みが深まった。100万ウォン(約10万円)未満の少額融資であるうえ、年10%を超える金利がつくからだ。

A氏は「金利が高いが生活費が足りないのでカードローンを利用するしかなかった」とし「稼いだお金はほとんどが返済で消えるため借金が増えて心配だ」と語った。

庶民の「融資窓口」カードローンの残高が今年に入って増えている。

張恵英(チャン・ヘヨン)正義党議員室の資料によると、今年6月末基準で国民・サムスン・新韓・現代カード4社のカードローン残高は半年間で1兆4645億ウォン(約1490億円)増えて25兆3756億ウォンとなった。残高基準で6カ月間に増えた金額が昨年1年間の増加額(1兆918億ウォン)を超えた。

カードローンはすぐにお金が必要だが「第1金融圏」から融資を受けられない中・低信用者が主に利用する

しかしカードローンの金利が上昇し、庶民の利子負担がさらに増えている。与信金融協会によると、専業カード会社7社(国民・サムスン・新韓・現代・ロッテ・ハナ・ウリィ)のカードローン平均金利は8月末基準で年13.22%と、1カ月前(年12.87%)より0.35%上昇した。信

用点数600点以下の低信用者は法定最高金利(年20%)に近い最大年18.44%の金利となる。

与信金融業界はカードローン金利が年内に年15%に達すると予想している。全世界的な緊縮の流れの中、カード会社の主な資金調達手段である与信専門金融債(以下、金融債)の金利が年5%を超えたからだ。

金融投資協会によると、3年満期の金融債金利は4日、年5.383%と、年初(年2.42%)比で2.2倍に上昇した。

金融債の金利が5%を超えたのは調査を開始した2010年5月以降初めてだ。預金・積立金など受信機能がないカード会社は金融債で資金を調達し、カードローンなど融資事業の資金として活用する。

匿名を求めた与信金融業界の関係者は「金融債の金利上昇の影響で資金調達費用が高くなり、カードローンの金利は当分上がるしかない」とし「カードローンの主な顧客層の中・低信用者の利子負担も増えるだろう」と話した。

高金利のカードローンの増加だけでなく、カード決済を先に延ばす「リボルビングサービス」の利用者が増えるのも問題だ。張恵英議員室によると、専業カード4社のクレジットカードのリボ支払い残高は6月末基準で4兆8769億ウォンにのぼる。

半年間の増加幅(3093億ウォン)は昨年1年間の増加額(5017億ウォン)の半分を超える。

リボ払いの手数料はカードローンの金利より高い。与信金融協会によると、専業カード7社の8月末基準の平均手数料率は最高18.35%だ。

市場金利と物価が同時に上昇するなど経済状況が厳しくなれば、カード支払い滞納者が増える。高麗大のキム・ドンホン経済学科教授は「利上げによる流動性圧迫で、金融脆弱階層のカードローン埋め合わせが表れている」と指摘した。

張恵英議員も「金利が上がれば庶民がカード地獄から抜け出せなくなる」とし「政府は金融脆弱階層のための体系的な支援に取り組む必要がある」と強調した。

[米経済、大手企業CEOの9割超がリセッション入りを予想]という報道

 


米経済、大手企業CEOの9割超がリセッション入りを予想

CNN 2022/10/05

米国内の大手企業トップ400人を対象にした調査で、9割以上が米経済は1年以内にリセッション(景気後退)入りするとの見通しを示したことが分かった。

調査はコンサルティング大手KPMGが実施し、4日に結果を発表した。

大手企業の最高経営責任者(CEO)のうち、リセッションが緩やかで短期間にとどまると予想したのは全体の34%のみだった。

KPMG米国のポール・クノップ会長兼CEOは、これまで2年半にわたり、新型コロナウイルス感染症のパンデミックとインフレ懸念で大きな不安が漂っていたが、「今度はリセッションが迫っている」と指摘した。

各企業はこれに備えてコスト削減を計画している。調査では、CEOの半数以上が人員削減を検討中と答えた。

今後1年前後は、ESG(環境、社会、企業統治)への投資を抑えるという回答も目立った。

ただし一部に明るい兆しも見えている。多くのCEOは今、2008年に起きた世界金融危機の時期と比べて経営状況が良く、困難にもうまく対応できるとの見方を示した。

クノップ氏によれば、米経済の長期的な見通しや自社の将来については楽観視する声が多い

パンデミック下の2年前に短期的なリセッションを経験し、各企業がすでに一種のリハーサルを済ませているという背景もある。

このほかに、CEOらが米中間選挙の行方を注視していることも分かった。

米会計事務所マーカムLLPとホフストラ大学が先月、中規模企業のCEOを対象に実施した同様の調査でも、90%以上がリセッションに懸念を示し、すでにレイオフ(一時解雇)を始めた、または今後1年以内に予定しているとの回答が4分の1を超えていた。

[社債市場の機能不全のリスクが高まっている]というブルームバーグ報道

 


ジャンク債の痛み、終わりでなくまだ始まりか-借り換え先送りできず

bloomberg.co.jp 2022/10/04

米連邦準備制度の金融引き締めとリセッション(景気後退)の不安が、9月に投資適格債と高利回り債、レバレッジドローンの価格を急降下させたが、米クレジット市場の投資家にとって痛みは始まったばかりだ。

容赦なく利上げに動く連邦準備制度と経済リスクの高まり、市場のボラティリティーに債券保有者が直面する状況で、10月は低格付け債の損失がさらに積み上がる恐れがある。

9月はブルームバーグ米国投資適格社債指数がトータルリターンベースで5.26%安と、4月以降で最も下げた。ブルームバーグ米国ハイイールド社債指数も3.97%安と3四半期連続のマイナス。1990年3月以降で最も長い四半期ベースの下げ局面に入った。ローンのパフォーマンスも9月としては2008年以降で最も悪かった。

ブルームバーグ・インテリジェンスのクレジットリサーチ・ディレクター、ノエル・ヘバート氏によれば、比較的格付けの高い米社債の米国債に対する上乗せ利回り(スプレッド)はピークに近づいている可能性が高いが、格付けがより低い社債はスプレッドの拡大余地がなお大きい。

同氏は「ハイイールドは別の動物だ。スプレッドの観点から見れば、終わりではなく始まりにより近いかもしれない」と電子メールで回答した。

ヘバート氏によると、借り入れに依存する高利回り債の発行体は、借り入れコストが上昇する状況でも、これまでは借り換えを先送りできたが、年末年始を控えついに市場で資金調達を迫られそうだ。企業の利幅縮小が予想される7-9月(第3四半期)決算が近く発表されるタイミングで、これが起き始めると同氏は予測する。

UBSグループのマシュー・ミシュ氏を中心とするストラテジストらは3日のリポートで、「リスク選好度が低下し、発行市場で起債が途絶える状況で、社債市場の機能不全のリスクが高まっている」と指摘した。

[OPECプラス会合、20年以来最大の減産幅となる可能性]という報道

 


OPECプラス会合、20年以来最大の減産幅となる可能性=関係筋

ロイター 2022/10/04

石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要な産油国で構成する「OPECプラス」は日量100万バレル以上の減産を協議しており、各加盟国による自主的な減産が上乗せされれば、2020年以来最大の減産幅となる可能性がある。複数のOPEC筋が明らかにした。

OPECプラスは5日にウィーンで会合を開く予定。20年3月以来初の対面協議となる。

関係筋は「(5日会合は)20年4月の会合と同じくらい重要かもしれない」と述べ、OPECプラスが新型コロナウイルス大流行で需要が減少したため世界供給の1割に相当する日量約1000万バレルの記録的な供給削減で合意した時に言及した。

サウジアラビアやその他の湾岸産油国がどの程度の自主的な削減を行うかはまだ明らかになっていない。

PVMのスティーブン・ブレノック氏は、需要減退につながるリセッション(景気後退)を懸念するOPECプラスが先制措置を講じようとしていると指摘。「OPECプラスは既に目標供給を日量300万バレル以上下回っており、これ以上の削減は現在の供給不足をさらに悪化させるだけであることに留意しなければならない」と述べた。

アメリカの石炭価格が史上最高値に

 


地域別米国石炭価格


エネルギー危機の中で米国の石炭価格が200ドルを超える

zerohedge.com 2022/10/04

米国の天然ガス生産量は、今冬、家庭や企業向けの十分な国内供給を確保しながら、急騰する液化天然ガス (LNG) 輸出を維持するために増加する必要がある。

そうでない場合、発電所が天然ガスから石炭火力発電機に切り替えるのは非経済的であることに気付くだろう。

米国の石炭価格が初めて 1トンあたり 200ドルを超える水準に急騰しているためだ。

ブルームバーグによると、9月30日までの週のスポット石炭価格は 1トン当たり 204.95ドルに上昇した。データは米国エネルギー情報局から入手したもので、これは 2005年以降の記録の中で最高の価格であると述べている。

ロシアのウクライナ侵略とヨーロッパのエネルギーサプライチェーンの再調整によるエネルギー市場の衝撃波により、この夏と秋に米国の EU への LNG 輸出が劇的に増加した。国内の供給により、大規模ユーザーの入手が大幅に制限され、価格の上昇圧力がかかっている。

その結果、世界的に (特に中国とヨーロッパで) 天然ガスから石炭への切り替えが強化される可能性があるため、石炭産業が復活しつつある。石炭価格の上昇は、冬の寒さを前に電力会社による備蓄を示唆している可能性がある。

冬に向かい、スウェーデン全体で停電の危機

 


冬の電力不足に備えるスウェーデン

rmx.news 2022/10/03

Sweden braces for a winter of power shortages

電力会社は、スカンジナビアのこの国全体で一時的な停電を警告している

スウェーデンでは、停電が発生した場合の緊急シナリオが準備されている。

この国では、乾燥した風のない夏が続き、その結果、再生可能エネルギーから生成される電力が減少し、原子力発電所は消費者に供給する準備ができていない。一方、インフレ率が急上昇し、住宅費が上昇し続けているため、経済状況は悪化している。

ハンガリーのオイコノムス経済研究財団による最近の調査によると、エネルギー価格の上昇、経済の悪化、政権交代がすべてスウェーデンの経済状況の悪化の一因となっている。消費者物価指数は 8 月に過去最高を記録し、過去 30 年間で最高の 9.8% に達した。最大の増加は住宅費と交通費だった。

スウェーデン政府は、来年の経済はさらに減速し、鉱工業生産が停滞する可能性があると予想している。

一方、深刻なエネルギー不足が迫っている。

緊急シナリオはすでに作成されている。ロシアのガスが遮断され、石油の輸出が停止したため、スウェーデンは他の場所から購入することを余儀なくされ、電力コストが上昇した。

国営のエネルギー供給会社は、夜間の洗濯、LED 電球の設置、暖房の使用を控えるなど、緊縮策を講じて冬に備えようとしている。彼らはまた、部分的な停電の可能性についても公然と話している。

この場合、スウェーデン人は窓を断熱し、家族全員を 1つの部屋に集め、毛布で間に合わせの小屋を建てるよう求められる。

新政権の樹立を控えている穏健党は、原子力発電の拡大を支持している。彼らはすでにこれに 4億スウェーデン クローナ (3,600 万ユーロ) を費やすことを発表しているが、これは、この冬に予想されるエネルギー不足の解決策にはならない。

ハンガリー政府がすべての重要でない予算支出を停止

 


ハンガリーはすべての重要でない予算支出を停止した

rmx.news 2022/09/29

Hungary halts all non-essential budget expenditures

省庁は引き続き、すべての賃金のほか、社会、医療、教育プログラム、および EU プロジェクトに関連する費用を支払うと述べた。

ハンガリー政府は、ロシアに対する欧州連合の制裁によって高騰したエネルギー価格の費用を支払うことができるようにするために、省庁へのすべての重要でない支払いを凍結したとハンガリー財務省は 9月28日に確認した。

民間テレビ局ATVの調査に応じて、財務省は支出の凍結を書面で確認した。

「政府は、制裁によって引き起こされたエネルギー危機に対応して、予算に規律ある質素な管理を課している。天然ガスと電気には制裁追加料金を支払わなければならないため、制裁が実施されている間、政府は、予算を質素に管理し続ける」と同省は声明で述べた。

同省は、政府が「給与、年金、公共教育、高等教育、社会、健康、公共サービスの支出、および2014年から2020年のEUプログラムと材料費の支払いは自動的に行う」ことを保証した。

ただし、その他のすべての支払いには財務大臣の承認が必要だ。

同省は、支出の凍結がもたらす潜在的な節約の規模を特定していない。