アメリカ人の主要メディアへの信頼度が過去最低に。新聞を信頼している率は16%。テレビニュースを信頼している率は11%のみ

 


メディアの信頼度が過去最低を記録

erohedge.com 2022/07/19

Media Confidence Ratings Drop To Fresh Record Lows

新聞とテレビのニュースメディアに対するアメリカ人の信頼度が史上最低の水準にまで落ち込んでいる。現在、米国の成人のわずか16%が、新聞を「かなり信頼している」、または信頼していると答えており、テレビニュースを 信頼しているのは、11%だけだった。

ギャラップは、米国の主要機関に関する年次調査の一環として、1973年以降の新聞と1993年以降のテレビニュースに対するアメリカ人の信頼を追跡してきた。

最新の測定値は、6月1日から20日までの世論調査で、測定された16機関のうち11機関の信頼度が低下し、改善は見られなかった。

テレビニュースと新聞は、その機関のリストのほぼ最下位にランクされている。これらテレビニュースと新聞という2つの報道機関が、高い信頼度を獲得したことは過去にもなかったが、近年、ランキングがさらに落ちている。

アメリカ人の大多数が最も新聞に信頼を寄せたのは、1979年の 51%だった。1973年と1990年の 39%が2番目に高った。新聞のトレンド平均は30%であり、 16%となった最新の測定値をはるかに上回っている。 新聞を信頼していないというアメリカ人の割合は、現在、過去最高の46%だ。

テレビニュースの信頼度は、1993年の46%よりも高くなることはなく、平均は27%だが、現在の11%よりもかなり高い。テレビニュースの信頼度が20%を下回るのは4年連続だ。アメリカ人の53%は、テレビニュースを、ほとんど、あるいはまったく信頼していないと回答した。