オーストラリア・ニューサウスウェールズ州各地のガソリンスタンドでディーゼル燃料が品切れに





オーストラリアのニューサウスウェールズ州各地のガソリンスタンドでディーゼル燃料が品切れに

argus 2026/03/20

Fuel stations run out of diesel across Australia’s NSW


BRICSinfo

オーストラリアのニューサウスウェールズ州(NSW)では、パニック買いが供給を上回ったため、少なくとも107か所のガソリンスタンドでディーゼル燃料が品切れになっていると、クリス・ミンズ州首相が本日発表した。

影響を受けているガソリンスタンドのほとんどは、輸入業者から燃料を仕入れている独立系の燃料小売業者によって運営されている。これらの輸入業者は、既存の顧客との契約を履行するため、契約外の購入者への燃料販売を制限し始めている。

3月10日時点の最新の燃料供給状況を示す週次データによると、オーストラリアは通常の消費ペースで計算した場合、軽油、ガソリン、ジェット燃料の在庫がそれぞれ 30日分、37日分、29日分あることが分かった。

オーストラリア政府は 3月13日、国内備蓄から最大7億6200万リットル(480万バレル)のガソリンと軽油の放出を許可し、対象となる各企業の最低在庫保有義務レベルを引き下げた。

州のエネルギー・公益事業管理法に基づき、州首相は燃料供給が著しく滞った場合にエネルギー供給緊急事態を宣言する権限を有する。これにより、州政府は燃料の流通を管理できるようになり、特定の地域への燃料供給の指示、供給業者への特定の顧客への燃料販売の強制、燃料供給事業者の管理権の掌握などが可能となる。