二十代によく聴いていた曲(77)ダムド – ニート・ニート・ニート (1977年)

The Damned – Neat Neat Neat (1977)

先日投稿した記事で、私が学生時代、ダムドのキャプテン・センシブルみたいなサングラスをかけていたことがある、というようなことを書いたんですけれど、ダムドは、音楽的にどうこうという以前に、若かった私にはかっこよかったのですよ。

映像を初めて見たのは YouTube などが出始めてからですが、写真のようなものとか見ていたのですけれど、「いわゆるおしゃれ」だったんです。

それぞれの個性を作り込んでいました。以下は、1977年のテレビライブかなんかのようです (音がレコード版とほぼ同じですので、おそらくは口パク)。

The Damned – Neat Neat Neat – Supersonic / 1977

ボーカルの人なんか、徹底的にイメージを作り上げています。

途中で転んでいる人がキャプテン・センシブルですが、いいですよね。

このボーカルの人のデヴィッド・ヴァニアンという人は、「その前は、墓掘り職人だった」と、当時言われていまして、「へえ」くらいに思っていたんですが、今になって、「ほんまかいな」と思い、調べてみますと、今でも、

> 音楽キャリアをスタートさせる前は墓掘り人だった。ヘメル・ヘムステッドのヒース・レーン墓地で約2年間、墓掘り人として働いていた。 (Google AI)

とありまして、「へえ、本当だったんだ」と知ります。

ちなみに、ロッド・スチュワートというメジャーな人がいますが、この人も「墓掘り職人だった」と、十代だったか聞いたことがあり、「へえ、ミュージシャンには、墓掘り職人が多いんだねえ」とか思っていましたけれど、ロッド・スチュワートに関しては、最近調べてみますと、彼の自伝で、

> 私がかつて墓掘り人だったという俗説が生まれた(私も喜んでその説に乗っかった)。これは面白くて謎めいた裏話だが、ここで改めて記録から抹消しなければならない。ゴードン・ラムゼイがレンジャーズでプレーしていた墓掘り人ではなかったのと同じように、私も墓掘り人ではなかった。

と述べているようで(neatorama.com)、ロッド・スチュワートは、墓掘り職人ではなかったようです。ちょっとつまんない話ですね。

できれば、ロックスターはみんな墓掘り職人出身であってほしかった(どんな願望だよ)。