(コメント)最近、昔の知り合いなどと会うと、「初めて会ってから40年 (@_@)」ということに気づくこともありまして、自分も長いことないなあ、とか思う部分もあり、寝る前に思い出投稿をしようと思います。
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Link Wray – Jack The Ripper(1961)
この曲はですね…。二十代のときに本当によく聴いていた曲なんです。
こんな 1961年の曲なんていう、私が生まれる前の曲をどうして聴いたのかというと、実は映画のオープニングで使われていて知ったのです。その後に、レコードを探したと。
しかしですね…。
その映画のオープニングを貼っていいものかどうか悩むのですよねえ。
『ピンク・フラミンゴ』という映画 (この映画のオープニングもリンク・レイのスワッグという曲)で有名なジョン・ウォーターズ監督の 1969年の『モンド・トラッショ』という映画のオープニングで使われているのですけれど、このオープニングがねえ。
しかし、この映画のこの部分で、この音楽をものすごく気に入ったということも事実ですし…。
このリンク・レイという人は、実際にはかなり著名な人で、このジャック・ザ・リッパーという曲も、当時のレコードジャケットで、YouTube にアップされているのですけれど、こんな下のようなジャケットですしねえ。
かっこ悪いでしょ(苦笑)。
それで、その映画『モンド・トラッショ』のオープニングが YouTube にありますので、貼ろうと思うのですけれど、覆面をした男がニワトリの首を斧で叩き落とすというシーンなんですよ (もちろんリンク・レイとは全然関係ない人です)。
ですので、見たくない方は、上の黄色のカッコイイほうのリンクで同じ曲が聴けます。
この曲を作ったリンク・レイというギタリストは、すごい人で、「世界で最初にギターを歪ませた人」なんです。
つまり、この人のその試みがなければ、ハードロックもパンクもヘビーメタルも何も生まれなかった。
日本語版の Wikipedia に以下のようにあるように、ロック界への貢献はすごい人だったんですよ。
> キンクスやザ・フーのメンバー、およびジミー・ペイジなどがこの曲 (※ ランブルという曲)からの影響を明言している。ピート・タウンゼントは「彼は王者だ。彼と『ランブル』がなかったら自分はギターを持たなかった」と述べている。
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> 他にもジミ・ヘンドリックス、ジェフ・ベック、マーク・ボラン、ニール・ヤング、ボブ・ディラン、ダフ・マッケイガンらが、レイからの影響を認めている。 wikipedia.org
まあ、私の場合、見た映画に問題があったわけですが、それでも、リンク・レイのこの曲には惹かれました。
この映画を見たのは、二十代の中盤くらいでしたかね。今では、DVD もビデオもまったくないと思いますが、私は今でも VHS ビデオで持っています。
これは最低の映画といっていい映画で、評価できる部分はまるでない映画です…が、今もたまに見ることがあるという病的な世界の話です。