セキュリティベルト2025:北京、モスクワ、テヘランからワシントンへの大胆な軍事メッセージ
kurdistan24.net 2025/03/09
Security Belt-2025: A Bold Military Message from Beijing, Moscow, and Tehran to Washington
軍事演習はイランの戦略海域であるチャーバハール港付近で行われ、海上目標の攻撃、被害制御、捜索救助活動に重点が置かれる予定だ
軍事協力の大胆な実証として、中国、イラン、ロシアの海軍が 3月に合同演習を実施すると、中国の国防省が 3月9日に発表した。
「セキュリティベルト2025」というコードネームのこの演習は、イランのチャバハル港付近の戦略海域で行われる予定だ。中国国防省によると、中国艦隊には最新鋭の駆逐艦と補給船が含まれ、この地域における中国の海軍力の拡大を強化することになる。
軍事演習は、海上目標の攻撃、被害制御技術、協調捜索救助任務など、主要な作戦戦略に重点を置く。
国防省は、この演習 は3つの海軍部隊間の相互信頼を強化し、共同作戦遂行能力を向上させることを目的としていると強調した。
この注目度の高い協力は、米国とイランの間の緊張が高まる中で行われた。
米国は、テヘランが核開発計画を許容範囲を超えて進めた場合、軍事行動を起こすと繰り返し警告している。
北京とモスクワの参加は、米国のテヘランに対する圧力が最高潮に達している時期に、両国がイランを継続的に支援していることを強調するものだ。
中東の緊張がくすぶり続ける中、この三国間軍事演習は、すでに不安定な地政学的情勢にさらなる複雑さを加えることになる。
米国とイランの対立の可能性に対する懸念が高まる中、世界はこれらの海軍演習が地域の勢力均衡にどのような影響を与えるか注視することになるだろう。