中国で病院の倒産が相次いでいる。今年は500の病院が倒産する見込み





中国の病院では倒産が相次ぎ、2024年には500以上の病院が倒産する見通し

ntdtv.com 2024/11/26

中国医院出现倒闭潮 2024年逾500家倒闭

中国経済の低迷により、病院の閉鎖が相次いでおり、調査によると、公立病院を含め、2024年には 500を超える病院が閉鎖される予定だ。また、ほとんどの病院が赤字であり、多くの病院が賃金を滞納しているとも報告されている。

最近、江蘇宿謙小児病院が開始価格 4億8000万元(約 100億円)で競売にかけられ、注目を集めた。

この病院は 2005年に設立された民間病院で、昨年やっと二級病院に格付けされた。興林園の調査によると、広東省梅州市の公立総合病院を含め、2024年には 500以上の病院が閉鎖されるという。

近年、中国の多くの病院が赤字になっており、また、多くの病院が賃金を滞納していると報告されている。

黒竜江省の張医師は、3年間にわたるゼロコロナ政策により医療保険基金が空になり、医療保険の償還額が減少した。その結果病院の収入が減少したという。

大病院は多くの患者を抱えて多大な損失を被っており、人口減少が深刻な小さな都市や町では患者が少なすぎるために病院が閉鎖されている。

また、新生児が少なすぎるため、多くの病院が産科を閉鎖し、多くの産婦人科病院や小児病院も閉鎖している。